2019/11/10

寒空キャンプ

札幌もようやく初雪が降って、一気に冬に近づいた気がする。

先日の朱鞠内キャンプの後、ホームセンターで薪を割るための鉈を買った。買ったからには、さっそく試したい。
11月でもまだ開いているキャンプ場はないか調べると、南幌町の三重緑地公園が今月の15日までやっているようだ。終了間際に行ってみるか?
ここは一泊500円と格安なのがうれしい。ひとつ欠点があるとしたら、札幌から「近すぎる」ことだろう。たった1時間足らずで行けてしまうので、頭が非日常モードに切り替わらないのだ。

キャンプ場は、夕張川の河川敷にあった。
驚いたことに、この寒空の下、多くのキャンプ客で賑わっていた。テントの数は30張以上ありそうだ。こんなに人気があるキャンプ場だったのか?いや、単に札幌から近いからか?

早速、受付を済ませたのだが、なんと焚き火は禁止だという。な、なんだってー!
なんでも以前は焚き火台を使えばOKだったそうだが、どこかの馬鹿が火事になりそうなぐらい盛大に焚火をやったらしく、それ以来、禁止にしているそうだ。キャンプブームで人口が増えたぶん、マナーが悪くなってしまっているのかな。がっくし。

Pb090053この寒風吹きすさぶ中、焚き火ができないのはつらい。正直、回れ右して帰りたい気分だった。
でも、まあ木炭はまだ残っているし、なんとかなるか。いつもの七輪ではなく、焚き火台で炭をおこすことにしよう。
炭火で焼き肉をして、ワインを飲む。
それにしても寒いなぁ。

Pb100054なぜ人はキャンプをするのだろう?
非日常を求めているから?サバイバル気分を楽しみたいから?自然に包まれていたいから?
どの理由も正解ではあるのだけど、あえてキャンプを選ぶ理由と言えば?
やっぱり、自然の中でのんびりしたいから、かな。
でも、そういう視点で見ると、このキャンプ場の場所は自然がいっぱいというわけでもないし、ちょっと人工的すぎるかな。あと、のんびりするにはちょっと寒すぎる。
テントの中で使える薪ストーブでもあれば快適なんだろうけど、それはそれで、テントに引きこもってしまいそうだ。
なかなか冬キャンプは難しい。

Pb100055翌日は早めにキャンプ場を撤収して、マオイの丘に登った。不完全燃焼気味だったので、自然をたっぷり補給しないと。
遊歩道にはまだ溶け切らない雪が残っていた。
次に来るときは、冬装備が必要だな、きっと。

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2019/11/02

手稲山(1,023 m)登山

11月になり、秋もそろそろ終わりに近づいている。
せっかくの三連休だし、またどこかにキャンプしに行こうかな?と考えていたら、ほとんどのキャンプ場は10月末で終了だという。
そんなあ、せっかく焚火台も買ったのに。
例年ならもう初雪が降っているころだけど、今年はぜんぜん降っていない。スキー場は雪が降ったらすぐにも営業開始なのに、キャンプ場は雪が降らなくても営業終了なのかよ・・・。
一応、コテージ泊なら通年営業のキャンプ場もあるらしいが、テント泊となるとかなり絞られてしまうのが現状だ。

20191102_002そして、札幌はまだ雪の降る気配はない。
何しろ初雪の指標とされている手稲山でさえも、まだ初冠雪していないのだ。手稲山の初冠雪は例年だと10月の半ばごろだというから、もう半月も遅れていることになる。実際、11月になっても初冠雪していないのはとっても珍しく、統計がとられ始めてからまだ3回目だという。

20191102_003そうだ。滅多にないことなのだったら、いっそ手稲山に登って来よう。
いまできないことを考えるよりも、いまだからこそできることを考えるほうが、ずっといい。
手稲山に登るのはおそらく今回で3回目。前回登った時は、頂上がガスっていて何にも見えなかった覚えがある。
登るのは平和の滝コース、標準コースタイムは3時間だ。いつもの登山よりも長めなので、早いうちから登ろうと思っていたのだけど、うちから登山口まで車で1時間もかかった。同じ札幌市内だというのに、こんなに遠いとは予想外だ。

20191102_004ともあれ9時半ごろに登山開始。登山道は変化に富んでいて、沢地あり、森あり、笹薮あり、ガレ場ありと、なんでもござれだ。
中でも大きな岩がゴロンゴロンと転がっているガレ場は、この山の最大の見どころであり、かつ、最大の難所でもある。一体どうやったらこんな風になるのかわからないが、石切り場から切り出したような平面的な岩が雑然と散乱しているのだ。転んだら、ひどい打撲になりそうだ。おっかなびっくり進む。

20191102_0053時間登って、石が積み上げられたケルンと呼ばれる場所にでた。ここが頂上かと思ったら、登山道はその先で車道に合流していて、もう少しだけ登ったところが頂上のようだ。頂上付近は、各テレビ局の電波塔が立ち並んでいて、ここが札幌の放送の拠点であることを感じさせた。
頂上の展望台からの眺望は素晴らしく良かったが、何しろ風が強く、寒風に吹きさらされていると、みるみる体温が奪われてしまうので、ほどほどにして立ち去った。

20191102_006ケルンまで戻って昼食を取ったあと、下山を開始した。ごつごつした岩だらけなので、登り以上に慎重に足を運ぶ。
ふもとまでの道のりはとにかく長かった。登りよりもむしろ下りのほうが長く感じるなんて、よっぽど気を張っていたんだろう。できるだけゆっくり歩いたつもりだったが、登山口に戻るころには足がじんじんと痺れていた。
かなり疲れたけど、雪が降る前に登れてよかった。

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2019/10/21

湖畔の紅葉は霧の中(後編)

湖畔でのキャンプは続く。
朱鞠内と言えば、道内でも有数の極寒地のひとつである。すぐ近くの母子里では、国内の最低気温-41.2℃を記録したこともあるぐらいだ。
なので、秋でも相当寒いだろうと予測し、防寒には万全の備えをした。寝袋は二重にして、毛糸のセーターとダウンジャケットを着こんで寝た。そのおかげで、そんなに寒さを感じることもなかった。

20191020_002朝起きると、キャンプ場は濃密な霧に覆われていた。湖の対岸はまったく見えない。朝の風が穏やかなうちに、カヤックを楽しもうと考えていたのだけど、予想以上の霧にたじろいだ。
まあ、そのうち晴れるだろうと、ともかくカヤックを組み立てることにした。組み立て終わっても霧は晴れていなかったが、少しは薄くなったようなので、見切り発車で漕ぎ出すことにした。すでに釣り人たちは船を出しているようだったので、ぶつからないように気を付けなくては。

20191020_007しばらく漕ぐと対岸にたどり着いた。霧はまだあたりを包み、景色はほとんど見えない。神秘的というよりは、ちょっと不気味な感じ。
岸に沿って慎重にカヤックを漕ぐ。朱鞠内湖は巨大な人工湖であり、湖の下には森がそのまま沈んでいる。そのため、湖岸には水没した樹木の根っこだけが残っている。ところどころに朽ちかけた幹がひょっこり顔を出しているので、十分注意しないとカヤックがぶつかりかねない。

浅瀬を見つけて、上陸してみた。この湖は周回できるような車道などはないので、船でしか行くことのできない場所である。
カヤックに載せてきた炊事道具で湯を沸かして、コーヒーを淹れる。冷えた体を温めてちょっと休憩しよう。
20191020_006のんびり写真を撮っているうちに、次第に霧が晴れてきた。太陽もだいぶ高くなってきたようだし、気温もすぐに上がるだろう。風が出てくる前に、テントに帰るとしよう。

昼はレイクハウスで、蕎麦を食べた。幌加内と言えば、蕎麦の一大産地。新そばを食べておかなくちゃ。
夕方にもう一度、カヤックで漕ぎ出した。今日は一日キャンプ場でのんびりするはずだったのに、なんだかんだでうろうろしてしまうのは、まだまだ「ゆるキャン」に慣れていないせいか。

20191020_008夜になって、星空アプリを確認したら、オリオン座流星群が明日ピークを迎えるらしい。これだけ満天の星空が見られるのだから、今夜も十分期待できるだろうと、夜が更けるのを待った。ところが、オリオン座を同じころに月も登ってきてしまった。半月ぐらいだけど、この状況では明るすぎる。結局、まったく流れ星は見つけることができなかった。がっくし。

朱鞠内湖のキャンプ場は噂に違わず、素晴らしいところだった。また温かい時期にも行ってみたいな。

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2019/10/20

湖畔の紅葉は霧の中(前編)

「即位礼正殿の儀」のおかげで火曜日が休みになったので、せっかくだし、月曜日に有休を取って4連休にして、遠出することにしよう。
道北ならそろそろ紅葉が見頃になっているだろうか?
いろいろ調べたところ、朱鞠内湖のキャンプ場がなかなか人気があるようだ。カヤックも遊べそうだということで、ここに決めた。
ところが、土曜日はあいにくの雨。雨の中でキャンプしてもしんどいだけなので、出発を一日遅らせることにした。

20191020_004日曜日は気持ちの良い秋晴れだった。札幌から高速道路を使って、士別剣淵まで。ちょっとだけ南に戻って、剣淵の道の駅へ。どうやら燻製が名物らしいので、鶏肉と卵の燻製を買った。
そこから北に戻って、士別のホームセンターで、薪と着火剤を買った。今回の旅の目的の一つは、先日買ったばかりの焚火台を試すことだ。
湖畔のキャンプ場で、パチパチと爆ぜる焚火を眺めながら、独りコーヒーをすする。ワイルドでタフでハードボイルドな、漢の生き様。・・いいじゃないか。

昼食は士別名物、サフォーク羊のカルビ丼とソーセージを食べた。炭焼きの香ばしい香りがたまらない。スーパーで2日分の食材とお酒を買い込んで、いざ朱鞠内へ。
朱鞠内湖は幌加内町にあるのだが、ほとんど北端に近いので、幌加内の市街よりはむしろ名寄に近い。士別から北西に進むと30分足らずで着いた。

20191020_003朱鞠内湖に来たのは、おそらく2回目か3回目だ。当時は展望台から湖をちょっと見ただけで、ほとんど観光もせずに帰った覚えがある。
実際、アウトドアにあまり興味のない人にとっては、何もない、つまらない場所に映るだろう。あの時から比べると、ずいぶん俺もアウトドア志向になったものだ。人気のない森や湖を見ただけで、わくわくしてくるのだから。
日曜日の夕方というのは穴場の時間帯だったらしく、一番外れの、湖のせり出した場所にテントを張ることができた。おそらく、このキャンプ場で最も人気があるスポットに違いない。これはついてる。

さて早速、焚火を始めよう。
ところが、丁度いい小枝などが全然落ちていない。あっても、先日の雨で湿気ってしまったものばかりだ。
一般的な焚き火の手順としては、落ち葉などの火種から小枝へ、さらには太い枝から薪へと、徐々に炎を大きくしていかなくてはいけない。着火剤はあるけど、いきなり薪に火を付けるのは無理だ。
その時、カーンと甲高い音がしたので見ると、近くのキャンパーが薪を鉈で割っていた。
そうか。木炭と違って、薪の場合は鉈とかナイフとかが必須なのか。失念してた。。。

20191020_001何度か挑戦してみたけど、全然火が付かないので、途方に暮れてしまった。
仕方ない、いつも通り七輪で木炭を燃やすか。木炭のほうは慣れたもので、すぐに火が付いた。
ん?まてよ。そうだ、この炭で火を付ければいいんじゃないか?
狙いは的中した。薪を下から炭で炙る様にすると、ほどなく薪が炎を上げた。一度、火が付いてしまえば、あとは簡単だ。火を絶やさないように、どんどん薪を追加すればいい。
なんだか思ったようにはスマートにはいかなかったけれど、とりあえず目的は達成された。
さあ、燃えろよ、燃えろ。


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2019/10/14

セリヌンティウスは走れない

おととしから始めたダイエットが、行き詰まっている。
食事の内容の改善とかで、去年は順調に3kgほどやせたのに、今年に入ってからは、ちっとも体重が減らない。
72kgから74kgの間を行ったり来たりしている。理想体重は68kgなので、まだまだ先は長い。

需要と供給のバランスがもう取れてしまったのか?ろくに運動もしないでやせるのは、この辺が限界なのか?
しょうがない。できればやりたくなかったが、最後の手段に出るしかない。
つまりは、走ることだ。ちゃんとやせれた人の話を聞くと、やっぱりジョギングをしている人が多い。結局は食事だけでやせるのは無理があるってことか。

それにしたって、普通に走ったって、3日坊主になることは目に見えている。無理なく続けることが、まずは第一だ。ということで、ルールを決めることにする。
・走る場所は近くのサイクリングロード
・時間は1回30分。疲れたら歩く
・週に2回まで
はっきり言って、甘々のルールだ。これぐらい緩く設定しておかないと、続けられそうにないから。
雨が続くときもあるだろうし、これから冬になって雪が降り始めたら、あっさり終了となってしまいそうだが、それまでに少しでも減らせたら良しとするか。

そんなわけで、8月の終わりごろから、ジョギングを始めることにしたのだけど・・・
ここにきて、問題が発生した。
足が痛い。特に踵が痛い。
どうやら、足底腱膜炎と言って、足の裏の筋肉が炎症を起こしているらしい。
治すためには、まずは運動量を減らすこと。そして十分にストレッチをすること。
ええ・・・自分でも運動量が少なすぎたかと思っていたのに、これでも運動のし過ぎなのか?
でも、このまま重症化してしまうと、痛くて歩けなくなるそうなので、走るのを控えるしかない。

踵の痛みが引いたら、またジョギングを再開したいが、何か対策をしないと。シューズに厚めのインソールを入れたりすると、少しはましになるのかな。
先日、野幌森林公園で雪虫がいっぱい飛んでいるのを見たので、冬の訪れは間もなくだ。
それまでには治りますように。

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2019/10/01

住めば都と言うけれど

時がたつのは早いもので、引っ越しをしてから1年が経った。
いい機会だし、一度振り返って、感想など書いてみよう。

■立地

何といっても、札幌の中心部からかなり離れてしまったのが大きい。
通勤時間が長くなったのも問題だけど、休みの日に街中に出かけるのがおっくうになってしまった。札幌に出るよりも新札幌のほうが近くなったので、生活の中心をそっちに持っていくべきなんだろうけど、なかなか今までの習慣が変えられない。
あと、野幌森林公園が近くなったので、頻繁に行くことになるだろうと予想していたのに、あまり行っていない。一番近い登満別口の遊歩道がずっと立ち入り禁止になっているせいもあるが。
また、ニセコや定山渓に行きづらくなった分、長沼や苫小牧には行きやすくなった。せっかくだし、お気に入りの場所を新しく開拓していかなくっちゃな。

■住居

内装は綺麗だし、お洒落になったけど、家賃もそれなりに高くなった。シャワートイレと車庫・ロードヒーティング付きになったのは、素直にうれしい。
俺もいい歳だし、生活のレベルも向上させていきたいところ。まあ、収入はちっとも向上していないんだけど(涙)。
ちなみに、同じマンションの住人を俺はほとんど知らない。せいぜい1,2回顔を合わせたことがある程度で、挨拶以外の会話をしたことはない。ついこの前、隣の住人を初めて見たぐらいだ。(トイレットペーパーを手繰る音が異常にうるさく、いつもガラガラ音が聞こえてくるので、俺は「ガラ子」と勝手に呼んでいる)今どきのマンション事情なんだろうけど、ここまで人間関係が希薄なのは普通のことなんだろうか?

■環境

生活に必要なものはそれなりに充実している。
スーパーやコンビニも近いし、飲食店も多い。あえて言うなら、散歩するのにちょうどいい公園なんかがあると嬉しいんだけど。最寄りの公園は、保育園の隣にあるので、なんとなく近寄れない(汗)。
自転車の使える季節だったら、サイクリングロードを使って遠出するのも良さそうだ。特に厚別区や清田区などは、今まで全くテリトリー外だったので、探索してみたら穴場のスポットが見つかるかもしれない。

■まとめ

もう一年経ったなんて、ぜんぜん実感がないんだけど、改めて強く思うのは、ぜんぜん開拓が足りないということだ。
好奇心や探求心を忘れてしまっていないか?わざわざ遠くの土地まで出かけなくたって、俺にとっての未開の地はいくらでも転がっているというのに。
札幌生活20年目にして、初心に帰るべきだと思い知った。ガイドブックを捨てて、街を歩こう。

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