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2018/07/28

招きナマコが福を呼ぶ

日本各所で猛暑のニュースが聞かれるなか、ここ北海道では30℃を越えたら、「我慢できないぐらい暑い」と皆が言う。どんだけヘタレなんだよ、と思いつつも、俺自身もいつの間にやら、そういう身体になってしまった。
実際、先週に比べると湿度が高くなり、気温以上に暑く感じる。
そんなわけで、熱風吹きすさぶ札幌を脱出して、なんと3週連続の積丹行き。

20180728_001今週は積丹でウミウシの実態調査のツアーがあり、それに同行させて貰うことにした。
ペットボトルを水中に持参して、見つけたウミウシを採取するそうだ。俺の方は一緒には潜るけれど、いつものダイビングと同じだ。
風が強くてうねりがあったため、海底の沈殿物が巻き上げられたのだろう。透明度は5mほどしかなかった。
ウミウシの採取だとマクロ専門になるので、その意味では調査日和だったかもしれない。

20180728_002俺も一応ウミウシを探して、岩の間などを覗き込んでみる。
すると、なにやら不気味なものを見つけた。
一見しただけではイソギンチャクか何かかと思ったのだけど、胴体が20cm以上ある。このイボイボの脚は・・ひょっとしてナマコか?
口からフサフサした触手のようなものが出ている。見ているうちにそれは樹状に広がり、狭い空間を埋め尽くした。その触手の一部が代わる代わるに口の中に引っ込んでは、また開く。まるで手招きをしているかのようだ。
実はこれがナマコの捕食行動なんだそうだ。身近な生き物なのに、今まで見たことがなかったなんて。見方を変えて、じっくり観察すると、いろいろなものが見えてくるんだな。

20180728_003ウミウシも2種ほど発見したが、調査班とははぐれてしまっていたので、合図を送ることが出来なかった。俺もペットボトルを持って行けば、調査に協力できたのに残念だ。

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