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2018/05/14

白い闇の中で

朝寝坊して、駅まで走り、なんとか地下鉄に飛び乗った。
吊革につかまって、息を整える。胃がむかむかして気分が悪い。

すると、突然、意識がすぅーっと遠のくのを感じた。
うぉっ、こりゃなんだ!?
辛うじて立ったままで、辛うじてつり革は握ったままだが、指先以外の感覚がまるでない。

こりゃやばい。
ベンチに座ってしばらく休んだ方が良さそうだ。
降りる駅まで早く着かないだろうか。

あと二駅。
意識はさらに遠ざかり、何も見えなくなってしまった。
目を開いているはずなのに、何も見えないのだ。
手はつり革を握っているようだが、ちゃんと立っているのかも自信がない。
耳だけはなぜかちゃんと聞こえる。

あと一駅。
まだ何も見えない。
こりゃやばい。
このまま駅についても、車両から降りられそうにない。
「急に目が見えなくなった」なって言っても、信じてもらえるだろうか。

見えろ。見えろ。見えろ~っ!!
心の中で精一杯念じたら、視界がじんわりと色がつき始めた。
おおっ。
ほどなく駅に到着。よろけながら、ホームに降りた。
次第に感覚が戻ってきた。なんとか助かったようだ。
気が付いたら、体中から嫌な汗が噴き出して、汗びっしょりだった。

今から思えば、
おそらく低血糖に陥っていたのだろう。
低血糖の症状である、「吐き気」「目のかすみ」「意識が遠のく」に該当しているし、
昨日は遅い時間に昼食を取ったため、夕食はシュークリームを1つ食べただけだった。
起き抜けに急激な運動をしたので、血糖値が急激に下がったのだろう。

なんだか臨死体験をした気分。
「死ぬ寸前まで耳は聞こえている」と聞くが、きっとあれは本当なんだろう。

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コメント

怖いですね。
でも、ギリで大丈夫で良かったです。
倒れでもしたら、大変な事になっていましたよ。
かすり傷くらいならマシですが……
低血糖、気をつけて下さいね。
……昔、友達が、低血糖になりやすいから、ちょっとつまめるように、小分けになったチョコレートとかを持ち歩いていたのを思い出しました。

投稿: みぃや | 2018/05/15 19:32

>みぃやさん

初めての経験だったので、かなり焦りました。
早起きして、家で朝食を食べてから出かければ良いんでしょうけど、通勤途中のコンビニで買って、会社で食べる日が多いです。

投稿: どげざ(管理人) | 2018/05/15 21:49

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