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2017/03/11

東北の復興を見届ける旅【予告編】

20170311_001今年もまた東日本大震災の日がやって来た。
ちょうどアマゾンで注文していた、数冊の本が届いていた。
すべて三陸地方の旅行ガイドだ。

ここ2年間のGWは四国・九州へ出かけていたが、都道府県の完全制覇も完了したことだし、また東北に足を伸ばそうと思う。
今回の旅の目的は、ズバリ「復興を見届ける」ことだ。
震災から6年が経ち、瓦礫の撤去や高台の造成は終わり、新しい住居や施設を作り始める段階になっている。いわばマイナスからゼロへの作業が、ゼロからプラスへの作業に変わり始めている。その経過を見届けたい。だから、観光ポイントは、震災でダメージを受けて再建を果たしたところを中心になるだろう。

今回は岩手だけに絞り、宮城・福島については来年以降で訪れるつもり。
岩手全域を扱った旅行ガイドだと、盛岡や平泉が中心で、三陸については数ページしか割かれていない本がほとんどだ。だから、三陸中心の旅行ガイドをネット通販することにした。

現地でまた震災ボランティアをするかどうかは、今のところ未定だ。震災ボランティアも今ではかなり落ち着いてきて、活動を終了したところや不定期になったところも多いからだ。やるとすればおそらく陸前高田あたりになるだろう。
陸前高田を訪れるのは今回で3回目になる。街がどう変わっているか、楽しみだ。

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2017/03/04

春に追われて雪山に登る

3月になって、少しずつ暖かくなってきた。
平地の雪はだいぶ湿っぽくなってきたので、少しでも良い雪質を求めて、今週は定山渓の山を登ることにした。

20170304_001夕日岳は登山道がつづら折りになっていて、傾斜が比較的緩やかだ。だから、スノーシューでも問題なく登れるだろうと、高をくくっていたのだけど、考えが全然甘かった。
登山道は完全に雪で埋まってしまっており、もはやどこがそうだったのか、さっぱりわからない。普通は樹木に赤やピンク色のリボンなどで、登山道を示す印が付けられているのだけど、それすら見当たらない。ひょっとしたら、リボンごと雪に埋まってしまったのかもしれない。

こんなときは文明の利器に頼るしかない。タブレットPCのGPSと連動した地図で、現在地を確認しながら進む。これなら登山道を正確にたどることも出来るはずだ。
そうやって、しばらくの間は登山道の跡に忠実に従って進んだ。しかし、だんだんその無意味さに気がつき始めた。
元の地形はどうであれ、いまはすべて雪原になってしまっているのだから、どこを進んでも大差はない。下手に登山道にこだわっても、それが歩きやすい道とは限らない。傾斜がきつければ、スノーシューといえどもジグザグに登らざるを得ないのだ。

20170304_002登山口から2時間半も歩いたが、山頂までまだ半分にも達していなかった。
これ以上時間をかけても、登頂は難しそうなので、きりが良いところで引き返すことにした。
風をしのげる斜面に隠れるようにして、場所を確保して昼食をとる。食後にコーヒーを飲んで十分休憩したら、さあ出発!・・・と思ったら。

ゴロン。
斜面に置いたリュックが転がった。
あっと声を上げる暇もなかった。
ゴロン、ゴロン、ゴロゴロゴロ・・・・・
遮るものが何もない雪の斜面をリュックは勢いよく転がっていき・・・やがて見えなくなった。
えええーーっ、ちょっと待ったぁーーーっ!!!

慌ててスノーシューを装着して後を追う。幸いリュックは100mぐらい下った先で停まっていた。
しかし運が悪いことに、転がったのは来た道とは逆方向。ずいぶん下ってしまったので、いまから元の道まで登るのは大変だ。
ええい、なるようになれ。このまま麓まで下りてやる。

20170304_003急斜面を半ば滑り落ちるようにして、なんとか下山した。
雪原の向こうに大きな建物が見えた。
ありゃ何だ?マンションか何かだろうか?
やけに大きな庭があり、木の塀で囲われている。
近づいてみると、子供のはしゃぐ声が聞こえてきた。ん?何か水の音も。

・・・・あ。
わかった。これは温泉だ。
つまりあれは露天風呂・・・?

回れ右。
そのまま振り返らずに、一目散に建物から離れた。
やべぇ。すんでの所で覗き魔として通報されるところだったぜ。
やはり登山道から外れるのは危険のようだ。


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