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2016/08/17

満月の海にて

今日は地元でダイビングをすることにした。
場所は滑川の漁港近く。案内してくれるダイビング・ショップは去年利用したところと同じだ。今回も夕方に一本、夜に一本潜る予定だ。
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早速潜って見たが、残念ながら透明度はとても悪い。ガイドさんが言うにはここしばらく海が荒れる日が少なかったので、水が入れ替わらず濁りが残り続けているらしい。
海の青さは積丹とは比べるべくもないが、裏を返せば、栄養豊富で水温が高いため、プランクトンが大量発生するということ。きれいな海ほど栄養に乏しく、生き物にはやさしくないのだ。
それでも水は暖かく快適だし、イシダイやカマスなどの魚は群れをなしているので、見ごたえは十分だった。
岩の隙間で、ミズダコが卵を守っているのを見つけた。今晩あたりにハッチアウト(卵から孵化すること)しそうだという。今日はほぼ満月に近い。タコもサンゴなどと同じく満月に合わせて孵化するのだろうか?
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夜になり、真っ暗な海の中に入った。
大型の水中ライトを海底に設置すると、灯りに誘われて、クラゲたちが集まり始めた。ゆらゆらと行き交うクラゲたちは、一見、幻想的で美しい光景なんだが、このクラゲはアンドンクラゲ。強い毒を持ち、さされると結構痛いらしい。ウェットスーツを着ているとはいえ、油断していると目の前を横切ったりする。顔を刺されないように注意しないと。
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ミズダコのところに行ってみると、ガイドさんの予想通り、ハッチアウトが始まっていた。タコが吸いこんだ水を吐き出すたびに、ちっちゃいちっちゃいタコの赤ちゃんがわらわらっと撒き散らされる。赤ちゃんは小さいながらもピクピク動き、灯りに集まって来る。
それにしても凄い数だ。親が守ってくれるのはここまで、後は自力で生き残るしかない。きっと多くが魚のえさになってしまうのだろう。
なかなか見る事の出来ない孵化を見られたのは本当にラッキーだった。
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他にもアオリイカが4,5匹の群れでいるのに出会った。美しい半透明の体で、ひれを羽ばたかせて、飛ぶように泳いでいく。優雅な泳ぎだなぁと思ったら、すかさず墨を吐いてきた。結構必死だったのかも。
イカもタコに負けず劣らず、面白い。

なんだかんだで大満足のダイビングだった。いつか他の季節にも潜ってみたいなぁ。

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コメント

タコのハッチアウトですか…凄く貴重な経験だったんでしょうね〜!
想像してみたけど、ミニミニのタコがいっぱいって、想像しきれませんでした(⌒-⌒; )大きさはどのぐらいなんですか?

アンドンクラゲって刺すんですか⁉︎
刺すクラゲはカツオノエボシしか、名前を知らなかったのでビックリです。。でもまあ、刺されなかったようで安心しました。
私の知人に、クラゲに刺されて、三日間生死の境を彷徨ったという人がいるので…
なのにクラゲを見るのって、幻想的で好きなんですよね〜。
あ〜水族館に行きたくなって来た(笑)

投稿: みぃや | 2016/08/18 20:24

>みぃやさん

ガイドさんもタコのハッチアウトはめったに見ることが出来ないと言ってたので、本当に貴重な体験でした。
3枚目の写真のつぶつぶが見えますか?それすべてタコの赤ちゃんです。大きさは1mmぐらいかな。

刺すクラゲは結構いますよ~。見る分にはきれいなんですけど、結構冷や冷やもんでした。アンドンクラゲは浅い所にも居るので気を付けないと。

投稿: どげざ(管理人) | 2016/08/18 22:36

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