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2016/01/30

雪職人は弟子を取らない

20160130_0011月最後の週末、さっぽろ雪祭りの雪像制作は大詰めを迎えていた。
先週まではまだ雪像の形がはっきりしていなかったのが、今はもう全体的な形は見えてきている。でも、細かい部分はまだいくらでもあるし、雪祭りの開催まであと1週間しかないことを考えると、あまり余裕はない。幸い、今年は暖気や雨に見舞われることもなく、制作は順調のようだ。

今日の雪ボラは午後からの参加で、そのまま夜間作業に入ったのだけど、本日の夜間作業の参加者は、なんと俺一人。他に参加予定だった数名は、都合が悪くなったのか、それともサボりなのか、わからないが、ボランティアはあくまで善意の参加なのだから、強制することは出来ず、数が読めないところはある。

20160130_002制作隊の若い隊員に作業のやり方を教えてくれと頼まれた。
うーん、教えるのはあまり得意じゃないんだよなぁ。というか、いくら熟練とは言え、お金を貰って働いているアルバイトにボランティアが指導するのってどうなんだろう?
でも、将来を考えると、技術は誰かに引き継いでいかなくてはならないだよな。

雪像の表面が妙にてかっているのが気になった。一日中マイナス気温のはずなのに雪が溶けているのだ。これ以上進行しないと良いのだけど、形が崩れてしまったら、またやり直しになる。
明日は雪ボラの最終日。筋肉痛に耐えて頑張ろう。

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2016/01/17

白い炭鉱夫

今年もまた、さっぽろ雪祭りの時期がやってきた。
恒例の雪像制作ボランティアの活動が始まる。
昨日の登山ですでに筋肉痛になっていたが、気合いを入れて頑張ろう。

20160117_001最初は、積み上げられた雪の塊から、いらない部分を削り落としていく作業だ。巨大な雪のブロックをスコップ一丁で削っていく。削った雪はどんどん溜まってしまうので、せっせと外に運び出す。
雪はぎっちりと締まって岩のように重く固い。それをひたすら運ぶ様はまるで炭鉱夫のようだ。

20160117_002雪ボラに参加しているメンバーは顔なじみばかりだ。お互い札幌で生活しているはずなのに、この時期にしか顔を合わせない。それでも揺るぎない連帯感を感じるのは、同じ場所で同じように汗を流した経験からだろうか。
本音を言えば、だんだん高齢化が進んでいるので、もっと若者をスカウトしたいところなんだけど。

一日みっちりと、くたくたになるまで働いた。
スポーツジムで汗を流すよりは、こっちの方が有意義だと思うんだけどなぁ。

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2016/01/16

夕日岳 冬山登山

今日は俺の誕生日。
記念に何かしようかと思ったのだけど、それっぽいものが何も思いつかない。

とりあえず、冬山でも登るか・・・

登る山は定山渓の夕日岳に決めた。
何度も登っているお馴染みの山だし、標高も低いし傾斜もきつくないから、スノーシューでも登れそうだ。
普段、登山として登っている山に冬場に登るのは、藻岩山を除けば実は初めてかもしれない。

20160116_001登山口は定山渓神社の隣にある。
登山道には足跡が全くなかった。少なくとも今日登るのは俺が初めてらしい。藻岩山だと早朝から登る人がけっこういて、すでに踏み固められていることが多いので、ちょっと驚きだ。
ふかふかの雪をのっし、のっしと踏む締めて歩くと、何とも気分が良い。

楽しい気分を味わえたのは最初だけだった。
登山道が完全に雪で埋まっていて、どこが道だったのか、さっぱりわからない。見渡す限りの、雪、雪、雪。
ぶっちゃけ、登られるのであればどこから登っても構わないのだ。地面は雪の遙か下にあるのだから、高山植物の心配はしなくていい。ルートが決まっていないというのも、冬山の醍醐味の一つなのだから。

20160116_002しかし、何も考えずに突き進んでいくと、すぐに行き詰まった。
スノーシューでは登られないぐらいの傾斜に突き当たって、にっちもさっちもいかなくなってしまった。
もともと、この山の登山道はくどいぐらいのつづらおりの道になっている。だからこそ、そんなに傾斜がきつくなかったのだ。登山道が失われてしまうと、ちょうどいい傾斜のルートを自分で探し当てなければならない。地形に明るくない素人には荷が重すぎる。

地図と実際の地形をにらめっこしていたら、あることに気がついた。
雪の上に無数に残っている、キツネやエゾシカの足跡。よくみると登山道があったらしい場所につながっているようなのだ。人間の目には何もわからないけど、野生動物は道の場所を覚えているのか?
真偽のほどはわからないが、とにかく足跡をたどっていくことにした。
キツネに道案内されるなんて不思議な話だ。

20160116_003深い雪で悪戦苦闘したので、ペースは雪のない時期の半分もなかった。山頂まで行くだけの時間はないと判断して、見晴らしの良いところを選んで、昼ご飯にした。
休憩をしているうちに手袋がカチカチに凍り付いてしまった。濡れて水分を含んでいたせいだろう。ペットボトルのお茶もシャリシャリのシャーベット状になっていた。想像以上の寒さだ。

今回は途中でリタイア。
後で経路を確認すると、かなりショートカットしているにも関わらず、メチャクチャ時間がかかっている。
冬山はなめたらあかんなぁ。

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2016/01/09

初滑り、もとい、初歩き?

20160109_002冬はどうしても運動不足になりがちだ。
でも、新年の抱負として、ダイエットを掲げた以上、この時期に気を抜くわけにはいかない。
そんなわけで、滝野すずらん丘陵公園へ歩くスキーをしに行った。

滝野には歩くスキーのコースがいくつかあるのだけど、初滑りと言うことで、短めの渓流コースで滑るつもりだった。
ところが、渓流コースは現在、改修工事中で使用できないという。しょうがないので、代わりに6kmのノウサギコースを滑ることにした。

20160109_001歩くスキーのコースはしっかり整地されているので、クロスカントリースキーのような細めのスキーで、滑走することも出来る。でも、残念ながら俺にはそんな技術はないので、文字通り「歩く」スキーで、えっちらおっちら進む。
タイムを競ったりスピードを上げて爽快感を楽しむよりも、雪の森とかをぼんやり眺めつつ、のんびりと歩く方が俺には合っているような気がする。
雪の上にはエゾシカやキタキツネ、ノウサギと思われる足跡がたくさん残っているのだけど、姿はまったく見られなかった。早朝でないと出てこないんだろう。

家に帰って、体重計にのってみた。
・・・変化なし。
まあ、一日で変わるわけないか。先は長いぞ。

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2016/01/03

王国なら王宮があるだろう

カンボジア旅行7日目。
今日の夜の便で日本に帰るので、実質的に最終日となる。

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ホテルをチェックアウトして出発しようと思ったのだけど、大きな荷物がどうにも邪魔だ。カンボジアでは観光スポットにもコインロッカーの類は無いようだ。(コインが流通していないし、安全性にも問題があるのだろう)だから、ホテルに預けられない最終日は困ってしまうのだ。手荷物の預かりサービスを調べてみたのだが、結局よくわからなかった。

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しょうがないので、荷物を抱えたまま、観光を続行する。
向かったのは王宮だ。カンボジア王国というからには王宮があり、そこに現国王が住んでいるのだそうだ。しかも、サービス精神旺盛なことに、王宮の一部を一般公開しているそうだ。入口で荷物を預けられるか訊いてみたが、やっぱり答えはノー。この炎天下にそれは厳しい。
普通の旅行者だと、トゥクトゥクかタクシーを貸し切りにして、ずっと預けたままにしておくのだろうか?

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汗をポタポタ滴らせながら、王宮とその隣の寺院、シルバーパゴダを見て回った。さらにセンターマーケットで土産物探しをした。店はたくさんあるのだけど、仕入れ先が皆同じなのか、商品はどこも似たり寄ったりだった。値切って買うのが基本だとガイドブックには書かれていたけど、値段が思ったよりもずっと安かったので、結局言い値で買ってしまった。

重い荷物を持ち歩いてすっかり疲れてしまったので、ちょっと時間は早いけど空港に向かうことにした。
明日には日本か。まずは気温差に打ちのめされそうだなぁ。

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2016/01/02

トンレサップ川下り

カンボジア旅行6日目。
シェムリアップを後にして、プノンペンへ戻る日だ。
帰りはバスではなく、船を使うことにした。東南アジア最大の湖であるトンレサップ湖を縦断して、トンレサップ川を下り、プノンペンへ至るコースになる。

実はこのボートクルーズ。
交通手段としてはコストパフォーマンスがとっても悪い。長距離バスだと高いバス会社でも、せいぜい15$ほど。(俺が往きに使ったところだと9$だった)それに対して、船だと35$もかかる。しかも所要時間も対して変わらない。だから、このクルーズはもっぱら物好きな観光客向けで、地元民はほとんど利用しないそうだ。

ボートの発着場へ移動するバスを待っていたら、やってきたのは荷台だけのトラック。
まさか、こいつに乗れってんじゃないよね?
そう思っていたら、手荷物をどんどん荷台に積み込み始めた。
なんだ、荷物だけかよ、焦ったぜ。

・・・ん?あれれ?
どうして人も乗り込んでいく?
そのまさかだった。

おお、人間がまるで家畜のようだ。ドナドナの世界だ。
ひょっとして、このトラックの行き先は、かの有名なキリングフィールドじゃないのか?
ポルポト政権時代には、こんな風に外国人たちがトラックに乗せられ運ばれていって、大量虐殺されたそうだが、その体験コースなのか?
いろいろとヤバいよ、カンボジア。

20160102_001そんな妄想はさておき。
発着場へ到着し、船は出発した。
この船、船室はちゃんとあるのだけど、何人かの人たちは(さも当然のように)船の屋根の上によじ登り始めた。俺もそれに習って続く。日本だったら考えられない話だけど、この国ではすべてのことが大らかでルーズだ。
意外にも屋根の上は気持ちの良い風を受けて、快適だった。
もちろん、炎天下なので日焼け止めはしっかり塗って置かなくちゃ。

20160102_002ベトナムを旅行したときに、同じようにメコン川を下ったことを思い出した。メコン川は甘い香りがしたけど、トンレサップ川は生臭く焦げた匂いがした。
もしかしたらこれは「発展途上」の匂いなのかもしれない。

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2016/01/01

アンコール・ワットに初詣

昨夜、シェムリアップの街は新年のカウントダウンで大いに盛り上がっていた。
でも、俺は早めにホテルに帰って休むことにした。明日も朝は早いし、寝不足で遺跡巡りをするのはもう懲り懲りだったからだ。
ところが、10時半頃になって街中に轟音が響いた。
花火だ。新年を祝う花火は断続的に上がり、日が変わるまで続いたので、結局、寝る時間が遅くなってしまった。
カンボジアは仏教国だから、除夜の鐘をついてひっそりと過ごすのかと思っていたんだけど。あれは日本独特の風習なんだろうか?

20160101_001何はともあれ、カンボジア旅行5日目。
遺跡巡りの大トリはもちろん、アンコール・ワットだ。
普通のツアーなんかだと、タ・プローム、アンコール・トム、アンコール・ワットをすべて一日で廻ってしまうぐらいのペースなんだが、俺は自分なりのペースで廻りたかった。時間はたっぷりあるのだから、じっくりと観よう。

20160101_002流石に有名な遺跡なので観光客でごった返していた。
遺跡の入り口には、露店が連なっており、ジュースやアイス、お土産物などを売っていた。
アンコール・ワットはそれほど大きな遺跡ではないものの、どのツアーでも必ず組み込まれる定番中の定番なので、物売りも集まってくるのだろう。
アンコール遺跡の多くは、回廊が何重にも取り囲むような構造をしている。これは、この時代の建築技術では石造りのドームを作ることが出来ず、規模を大きくするには回廊をつなげるしかなかったからだそうだ。
第一回廊、第二回廊をクリアして、最も中枢部にある第三回廊へ挑む。

20160101_003ところが、ここで長蛇の列。「45分程度かかります」との案内板がある。テーマパークのアトラクションみたいだな。
ここは細く急な階段を上ったところにあり、一度に入る人数を100人までに制限しているそうだ。本来は高貴な身分の人しか入ることが許されない神聖な場所だったらしいから、これぐらいがちょうどいいのかもしれない。

ひとつ気になったのは、女神のレリーフがいたるところにあるのだけど、胸の部分だけが妙にスベスベに磨かれているのだ。・・・これって、ひょっとして?
いつの時代も、人間の煩悩は果てしないみたいだ。

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新年あけましておめでとうございます

Nenga2016_2

カンボジアから、あけましておめでとうございます!

こんなに暑いと正月という気が全くしない。
地元の富山では雪のない正月も多くなったけど、寒いのは間違いない。
紅白を観て、除夜の鐘をついて、初詣をするという、ややマンネリ気味の行動が、そのまま様式美だったんだなと、初めて外国で年越しをして気付かされた。

今年の抱負といっても、何も思いつかない。
取りあえずは、増えた体重を元に戻すことかなぁ。

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