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2015/08/30

押してもだめなら、引いてみる

20150830_001ここんとこ、とにかく忙しい。
毎日22時過ぎまで残業。それから自転車を一時間近く漕いで帰ると、家に着く頃にはヘトヘトだ。そのくせ、眠気はピークを通り越してしまい、なかなか寝付けない。
身体が疲れているのは百も承知だけど、家に閉じこもっていたのでは、気が滅入るばかりだ。

20150830_002そんなわけで、今週末も積丹へ潜りに行った。
今日のテーマは「いかに魚に近寄れるか」だ。
ある水中写真家の人がラジオで話していたんだが、よく生き物を観察し、自然な仕草で近づき、魚に警戒心を与えないことが大事だという。
ゆっくりとした動きで、決して焦らず、ライトで直接照らさないようにして、呼吸の泡も出来るだけ静かに吐く。

20150830_003しばらく試してみて感覚がわかってきた。
水中でじっとしていると、そのうち魚が怖がらなくなる。さらに待っていると、なかには興味を示してこちらに近寄ってくるやつが現れ始める。そこをパチリと撮る。
これはとっても面白い。普段見慣れた魚たちも、全然違って見えてくる。
いままで気がつかなかったけれど、いろんな楽しみ方があるもんだ。

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2015/08/12

故郷の海に潜る

帰省して2日目。
以前から一度は富山の海で潜ってみたいと思っていたけど、ようやくその機会が来た。
あらかじめダイビング器材一式を送っておいたので、準備は万全だ。

今回ガイドしてもらうダイビング・ショップは、滑川を中心に潜っているらしい。実家のこんな近くでダイビングができるポイントがあったなんて、全然知らなかった。もっとも、俺がダイビングを始めたのは北海道に行ってからだから、いままでは単に見過ごしていただけかもしれない。
富山の海は、残念ながらあまり透明度は高くない。富山湾は山から海までの距離が短く、ミネラル分がたっぷり補給されるため、プランクトンが大量に発生する。栄養が豊富な海は透明度が低く、実はダイビングには不向きなのだ。

20150812_001jpgガイドは梅宮辰夫をマッチョにして、こてこての富山弁にしたようなおじさんだった。
このショップの特徴は、ナイトダイビングが通常メニューとして存在していること。この時期は時に忙しく、昼間に3本、夜に3本、潜ったりする事もざらだという。いったい、いつ寝てるんですかと聞いたら、だから寝てる暇が無いんだよとあっさり言う。見た目通りパワフルな人だ。

20150812_002jpg滑川の道の駅の裏側、港近くの海岸から海に入った。
やはり透明度は低く、5mぐらいしかなさそうだ。
でも、そのぶん魚は多い。イシダイ、スズメダイ、ベラ、サヨリなどがうじゃうじゃ群れていた。スズメダイは北海道ではこんなに群れるさまは見られないし、イシダイはずっと後を付いてきて隙あらば目の前に飛び出してくる。ダイバーにとってはもう少し透明度が欲しい所だけど、魚にとってはここは楽園みたいだ。

20150812_003jpgもう一本はナイトダイビングだ。海岸で夜が更けて来るのを待った。
富山でナイトダイビングが盛んなのは理由がある。富山湾は、高山から深海まで一気に落ち込むような地形をしているのでとても深い。夜になると普段深海で過ごしている魚たちが浅い場所まで上がって来る。だから、よそではまず見られないレアな魚がいたりするのだ。

20150812_004jpg暗い海の中をライトの明かりだけを頼りに泳ぐ。もともと透明度が高く無いうえに、水底には泥が積もっているので、いったん巻き上げてしまうと何も見えなくなってしまう。
20m以上潜った先で、今回の目玉だったアマダイを発見。大きな眼に美しい鱗やひれ。体長は60cmぐらいありそうだ。それほど警戒心が無いらしく、かなり近づいても逃げなかった。
他にはオニカナガシラやウシノシタなどが見られた。

こんなに魚の種類も数も豊富なのに、ダイビングスポットとしてはほとんど無名に近いのがもったいない。
また違う季節にも潜ってみたくなった。

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2015/08/11

遅い旅と速い旅

お盆休みに入ったので、実家に帰省することにした。
経済的な事情もあり、飛行機を使うのは帰りだけ。
ていうか、一か月前の早割で予約して片道28,000円っていくらなんでも高すぎだろ。エア・ドゥが札幌-富山線から撤退して、ANAだけに戻ってしまったので、誰も文句が言えない状態だ。下手すれば本気で路線ごと廃止にされかねない。

20150811_001jpgそんなわけで、往きはいつもどおりフェリーだ。
小樽から新潟まで17.5時間。休みが長く取れないときには使えないが、慣れてしまえばのんびり船旅も情緒があっていいものだ。(と思う事にする)
いつも盆・年末年始は激混みなんだけど、今年は土日を避けたのが良かったみたいで、それほど混んではいなかった。その日の乗客は200名程だったが、前日は800名以上もいたらしい。

20150811_002jpg翌朝、新潟に到着。
新潟から富山まで行く方法が、去年までとは全く変わってしまった。
言うまでも無いが、今年の3月に北陸新幹線が開通し、それとともに在来線が第3セクターに変わってしまったからだ。新幹線はいいとしても、在来線は乗り換えがとても複雑になってしまった。新潟側は「えちごトキめき鉄道」、富山側は「あいの風とやま鉄道」と、別会社になってしまった事も接続の悪さに拍車をかけている。
もともと交流電源の周波数が新潟は50Hz、富山は60Hzと異なっているため、従来の直通列車では走行中に周波数の切り替えを行う必要があった。(数秒間だけ車内の電気が消える)そのため、車両のメンテナンスの面からも別会社にした方が都合が良かったのだろう。

20150811_003jpg北陸県民にとって本当に新幹線は必要だったのか?大いに疑問が残るが、まあ、それはそれとして。とりあえずは一度乗ってみなくちゃね。
新潟から上越妙高までは特急しらゆきで、46.7kmを120分で走る。
それに対して、上越妙高から黒部宇奈月温泉までは新幹線はくたかで、76.2kmを27分で走る。
しらゆきが70km/hほど、はくたかが140km/hほどだから、ほぼ倍のスピードだ。やはり圧倒的に速い。
車体も格好いいし、乗り心地も申し分ないし、車内の設備も最新だ。欠点と言えば、トンネルが多すぎてほとんど車窓を楽しめない事。そういう旅を知らない若者はともかく、中高年には不評だろうなぁ。

富山は新幹線の導入はずいぶん出遅れたが、路面電車では最先端を誇っているのだから、他の二番煎じでは無い独自のアイデアで鉄道を盛り上げて欲しいものだ。

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