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2014/09/21

マクロで撮りまくろ

飛び石連休を休みで埋められたら、俺、旅に出るんだ
と無駄にフラグを立てておいたのが災いしたのか、月曜の出勤が決まって、至って普通の週末に。crying
気を取り直して、三週間ぶりにダイビングに出かけた。

20140921_001ウニ丼の季節は過ぎ去り、秋も次第に深まりつつある今日この頃。海が俺を呼ぶ声(幻聴)もすっかり小さくなってしまった。maple
それでも、一般的には9月はダイビングに適した季節である。8月よりも魚は多く、透明度が高く、それでいて水温はまだそんなに低くない。

しかし、今年は少々勝手が違っていた。天候不順が続いているせいか、波は思ったより高く、水は濁っていた。
ダイビングもあわや中止かと思われたが、ボートなら行けそうだという。セルフダイブでボートを使うのは滅多にないが、せっかく積丹まで来たのだし、潜らずに帰るには忍びない。

20140921_002前回、水没してお釈迦になったと思っていたデジカメは、よく水洗いして一週間くらい乾かしておいたら、なんと奇跡的に復活した。水没からの復活はこれで2回目だから、よくよくタフなデジカメである。scissors

転んでもただでは起きないたちなので、復活記念にマクロレンズを追加で買った。どうせ透明度が悪いんだから、今日はマクロ一本に専念しよう。

20140921_003ポイントは宝島東。やはり透明度は悪い。ぼーっとしているとすぐ仲間からはぐれて迷子になりそうだ。
魚はウマヅラハギやキュウセンの幼魚などが見られた。死滅回遊魚もそろそろ限界だろうか。ホッケが出てくるにはまだ早そうだけど。
マクロレンズはなかなかピントが上手く合わなくて苦労した。これもコツをつかむまで時間がかかりそうだ。

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2014/09/15

丘のあなた

空知の旅、3日目。
最終日の今日は、美瑛の丘を巡るとしよう。
宿泊地は、吹上温泉の白銀荘前キャンプ場だったので、そこから白金温泉を経て、美瑛に向かった。

20140915_001まずはビューポイントとして有名な、新栄の丘と三愛の丘に行った。しかし、畑から立ち上った湯気のような水蒸気が、霧になってあたりを覆い尽くしていて、あまり眺望が良くなかった。
こういう景色も、写真家だと幻想的な写真に仕上げたり出来るのだけど、残念ながら俺にはそんな技術はない。撮れた写真は、ただ不明瞭な丘の景色だけだ。

20140915_002いろんな場所を車で回った。
穏やかな天気の秋の日。どの畑でも農家の人たちがせっせと農作業をしている。美瑛の本当の魅力は、観光ガイドには載らない、ありふれた場所にあると俺は思っている。何でもないありふれた畑のひとつひとつが実に美しいのだ。

20140915_003最後に訪れたのは、「四季彩の丘」
ここも広大な敷地を花が埋め尽くしていた。
来る度に「四輪バギーコース」とか「アルパカ牧場」とか、オークス異な施設が増えている気がするが、観光スポットとしては第一級だと言える。
ここでも多くのアジア人観光客が見られた。綺麗な景色を見て歓声を挙げている彼らも、国に帰れば日本の悪口を言うんだろうか?感動した記憶があれば、心からは憎めなくなりそうなものだけど。

20140915_004帰りは美瑛から芦別経由で帰った。
なんだかんだで充実した三日間だった。
次に行くときは冬かもな。

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2014/09/14

ゆく河の流れは絶えずして(後編)

美瑛川の水は、すこしだけ青白く濁った不思議な色をしていた。
両岸は木々に覆われ、自然の真っ只中であることを強く感じる。マガモ、アオサギ、カワガラス、カワラヒワなど、野鳥もたくさんいる。
この素晴らしい景色が、普段は全く人の目に触れることはないってのが驚きだ。近くに道路が走っていない場所も多いので、おそらくカヌーイストたちしか見られない景色なんだろう。

それはともかく。いまはただただ寒かった。
カヤックが転覆、いわゆる「沈」してしまったため、濡れてしまった衣服が体温を奪っていた。保温のために着ていたトレーナーもずぶ濡れになってしまえば、むしろ逆効果だ。
身体ががたがたと震える。このままじゃマジにやばい。なんとかしないと。

新たな問題も発生していた。
船底にやけに水が貯まっていると思ったら、なんと水漏れしているのだ。さんざん岩で擦ったため、穴が開いてしまったらしい。
ごく小さな穴なので、水はチョロチョロとしか入ってこないし、すぐにどうこうなるわけじゃない。だけど、定期的に貯まった水を汲み出さなくちゃならない。ただでさえ、パドルの操作で忙しいのに。なかなかのんびり川下り、とはいかないようだ。

20140914_003最初の難所に差し掛かった。
水量を制御するために作られた人工的な障害物、「堰」である。
その形状は様々だけど、結構な段差があるので、そのまま下ることは出来ない。場所によっては、ポーテージと言ってカヤックをいったん陸揚げして、回り道する必要がある。

岸にカヤックを寄せて、周囲を探ってみたが、舟を持ち上げられそうな場所はどこにもない。
困ったあげく、少々強引な手を使うことにした。カヤックを無理矢理段差の下に押し出す(落っことす)のだ。後はなんとか舟に飛び乗って、さあ出発進行。(危険なので真似をしないように・・)

いい加減、寒さが限界に達して、着替えで唯一無事だった、Tシャツに着替えた。これでも寒いが、ずいぶんマシになった。
この時点ですでに14時を回っていた。このペースじゃあ、旭川までは絶対に無理だ。日が暮れると危ないし、なによりこの格好では寒すぎる。頃合いを見て切り上げるのが一番だろう。

そう判断して16時頃、スタート地点からおよそ18km下ったところで、悔しいけどリタイヤすることにした。
最寄りの駅までは、2kmほどある。いつもなら何でもない距離だけど、この疲れた身体でカヤックを担いで歩く元気は残っていなかった。
しかたなく、カヤックを河川敷に残して、身体一つで駅に向かい、美瑛に戻った後、車で取りに行くことにした。いろいろ企画倒れな気もするが、初めての川下りを無事に終えられただけでも、良しとしておこう。

川下りは予想以上にハードで、そして楽しかった。
いつかまた残り12kmをリベンジしなくちゃならないな。

Chizroid_map_20140914

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ゆく河の流れは絶えずして(前編)

空知の旅、2日目。
今回の旅のメイン・イベントである、ファルトボートでの川下りをしようと思う。

下る川は美瑛川。美瑛から旭川まで30kmのコースに挑むつもりだ。
この川を選んだ理由はいろいろあるが、一番の理由はスタート地点とゴール地点の両方とも、JRの駅が近くにあるということだ。

ファルトボートで川下りをする際の大きな課題のひとつは、「ゴール地点からどうやってスタート地点に戻るか」だ。
旅の移動手段が自動車の場合、スタート地点に車を置いておき、川を下った後、そこに戻らなくてはいけない。また、逆にゴール地点に車を置く場合でも、そこからスタート地点への移動手段が必要になる。
車が2台あるなら、あらかじめゴール地点に車を1台残して、もう1台でスタート地点に移動し、下った後で戻ることも可能だ。しかし、ソロで下る場合はこの方法は当然使えない。

計画では、川を下った後、ファルトボートを解体してバッグに詰め込み、担いで旭川駅に向かい、美瑛駅まで汽車で戻る。ファルトボートが持ち運び可能だと言っても相当重いし、現実的なプランなのかわからないが、それはやってみないとどうとも言えない。

さて、美瑛川へ来たのは良いが、どこから川岸へ出られるのか、まるでわからない。まず、河川敷に至る道が見当たらない。出たとしても草木が鬱蒼と生い茂っていて、岸まではたどり着けそうにない。周囲をうろうろと探し回っているうちに、時間ばかりが過ぎていった。
結局、支流の置杵牛川からスタートして、美瑛川に合流すればいいことがわかった。
だいぶ予定より遅れてしまったけど、ここまで来てやめる気はない。川岸でファルトボートを組み立て始めた。

そのとき、突然、
「あの、それは何をなさっているんですか?」と、訊ねてきた女性が一人。
カヤックであることを説明すると、写真を撮っても良いですかと聞かれた。見ると、カメラを携えた男性もそばにいた。
「もちろん、どうぞ」と答えると、なにやら真剣に写真を撮り始めた。それだけでなく、女性も一緒にフレームに入ってポーズを取り始めた。
「モデルさんですか?」と訊くと、「いえ、そんなものでは・・」と曖昧な返事。
そのうち、三脚を持った男性がまた一人現れ、撮影に参加。
んん、なんだこれ?

20140914_001とにかく時間がなかったので、話もほどほどに組み立てに専念した。なんとか組み上がって、三人に別れを告げ、いざ川へ繰り出した。するするとカヤックは下っていった。

ところが、しばらく行くと、川岸に車が停まっていて、なんとあの女性が手を振っているじゃないか。しかも、カメラマンがまた写真を撮っている。
さらに進むと、またその三人が現れた。どうやら下流に先回りして、シャッターチャンスを狙っているらしい。
こんなおっさんの追っかけでもあるまいし、俺じゃなくてモデルのお姉さんを撮れよ

いまから思えば、何だったのだろう。
ただの通りすがりにしちゃあ、気合いが入りすぎだし、雑誌かなんかの取材にしては、いくらなんでも行き当たりばったりすぎる。低予算のフリーペーパーあたりだろうか?
ちょっと怖い気もするけど、深く考えないことにする。

それはさておき。
川下りはなかなかすんなりとはいかなかった。
流れが予想以上に早く、思うように方向を制御できない。油断するとすぐに変な方向に曲がっていく。
おまけに水深が浅く、川底の岩にごつごつ当たる。当たるだけならまだしも、ごりごり擦る音を耳にすると、カヤックが壊れてしまわないか、心配になってくる。

川岸から張り出した木の枝が、目の前に迫ってきた。
引っかからないように腕で押しのけた、まさにそのとき、船底が岩にぶつかった。
上体のバランスが崩れていたのが、致命的だった。ぐらりとカヤックが傾き、体勢を立て直す隙もないまま、ひっくり返った。
身体ごと水中に投げ出された。水深は浅いので、足は問題なく届くが、流れは強いしカヤックは逆さのままだ。
とにかく、夢中で岸までカヤックを押していった。

20140914_002なんとかカヤックを元にひっくり返した。幸いにも、中の荷物はすべてプラス浮力だったみたいで、逆さになったカヤックの内側に留まり、失ったものはない。
しかし、全身ずぶ濡れだ。荷物は防水バッグに入れていたものの、まさか転覆するとは思っていなかったので、しっかり口を閉じていなかったようだ。中の着替えも大部分が濡れてしまっていた。

先はまだまだ長いのに。一体どうなることやら。

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2014/09/13

ラベンダーのないラベンダー畑

待ちに待った三連休。秋の空知を巡るたびに出かけた。

旅の準備であれこれと手間取り、出発したのは11時頃。
三笠までは高速道路を使い、そこから桂沢湖を経て、富良野へ。

まずは腹ごしらえだ。富良野スキー場の近くのレストランに入り、野菜がたっぷり入ったスープカレーを食べた。こういう農村地帯で食べると、スープカレーもすごく様になっている気がする。

20140913_001次に向かったのは、「彩香の里ラベンダー園」。
もちろん、今の時期、ラベンダーはもう咲いていない。それでも、いくつかの畑では何らかの花が植えられていて、楽しめるようになっている。
ここもその一つで、なだらかな丘陵に沿ってうねるように花の帯が広がっていた。花はサルビア、マリーゴールド、フウチョウソウなど。
富良野の田園風景を一望できるロケーションは抜群で、ぼーっと景色を眺めていたくなる場所だ。

20140913_002こんなに素敵な場所なのに、俺以外の観光客の姿が見えない。花壇の手入れをしている人が2,3人いるだけだ。
その人たちが何か会話を交わしているなと思ったら、なんと中国語か韓国語のようだ。まさかこんなところまで、外国人労働者が働いているなんて。留学生か何かだろうか。

そうこうしているうちに、ようやく俺以外の観光客がちらほらと訪れ始めた。それでも2,3組ぐらいだけど。

20140913_003そろそろ日が傾き始めた。今日、回れるのは、あとせいぜい一カ所だけだろう。定番だけど、「ファーム富田」にしておこうか。
有名なファーム富田も、いま花が植えられているのは、畑全体の三分の一ほどだった。それでも、やはり見事な花畑で、多くの観光客で賑わっていた。

20140913_004宿泊はまたもキャンプ場。すっかり板についてきた感があるなぁ。
夜は冷え込みそうだ。早めに寝るとしよう。

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2014/09/06

風不死岳(1,102.5m) 登山

Chizroid_map_20140906

9月になり、そろそろ海だけじゃなく、山にも行きたくなってきた。
春シーズンには、朝日岳、夕日岳、八剣山の3つの山に登ったけど、いずれも標準コースタイムが1時間程度のお手軽な山だ。そろそろ、ワンランク上の山に挑んでも良い頃だろう。

20140906_001ところが、この上のクラスとなると、とたんにコースタイムが2時間を超える山ばかりになる。近場で言うと、砥石山、無意根山、風不死岳あたりになるだろうけど、どれもコースタイムは2時間半ほどだ。
風不死岳は、そのなかでは比較的傾斜が緩やかな方なので、まずはこの山に登ってみることにした。

風不死岳は通常、樽前山の七合目ヒュッテをスタート地点とするのだけど、本当の登山口はそこから1時間も登った先にある。
ヒュッテの駐車場は多くの登山客で混み合っていたが、そのほとんどは樽前山に登る人だ。風不死岳に登るのはほんのわずか。とってもいい山なのにもったいない。

20140906_002登り始めて、まず思った。
・・あれ?この山って、こんなにきつかったっけ?
かなり足にくる。息切れがする。足慣らしから、ずいぶん間が開いてしまったので、身体が鈍ってしまったのかもしれない。
登山口にたどり着いた時点で、だいぶ疲れてしまっていた。こんなことで本当に大丈夫か?

ともかく、しばらく休んでから登頂開始。
風不死岳は、樽前山の兄弟のごとく隣にそびえる山だけど、風貌は全く違う。現役火山で禿げ山に近い樽前山とは対照的に、森深く植生が豊かな山だ。「熊の巣」と言われるぐらい、ヒグマが多いそうだけど、人が頻繁に入るからか、遭遇例は意外に少ない。

20140906_003登山道は、広葉樹林帯、草原、笹藪、岩場と変化に富み、飽きさせない。なかには金属製の太い鎖をロープ代わりにしてよじ登らなくてはならない場所もあった。うーん、ワイルド。

なんだかんだで苦労しつつも、3時間ほどで山頂に着いた。
頂上からの眺めは最高で、南には樽前山、北には恵庭山。眼下には青く澄み渡った支笏湖が広がり、遠くには太平洋や羊蹄山も見えている。

20140906_004アップダウンのある登山道なので、下りにも意外に時間がかかる。ヒュッテまで2時間もかかってしまい、もう夕方になっていた。足は痛いしもうくたくただった。
さて、次はどこの山に登ろうかな。

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