« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »

2012/03/24

残り火

母が亡くなってから、もう半月以上たった。
札幌に戻ってからもずっと残業続きで、感傷に浸る余裕すらない。
会社に行って、帰って、寝るだけの生活が続く。

こんなんじゃあ、母がいつも言っていたように「いつ死んでも満足だ」なんて心境にはなれそうもない。だって、俺にはまだやりたいことが山ほどあるんだもの。
「いつかやれる日もあるだろう」なんて言っていたら、あっという間に人生は終わってしまう。やりたいことはやりたいときにするしかないんだ。

実家からぽつぽつと遺産相続手続きの書類が届く。
遺産なんて額はたかがしれているけれど、俺も相続人の一人。こういう泥臭い手続きはやっぱりしなくちゃならない。
鳩山元首相のように莫大な遺産があったりしたら、仕事なんて辞めちゃって、遺産を食いつぶしながら悠々自適な生活を送るんだけどな(最低)。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012/03/11

母の死

母が亡くなった。すい臓癌だった。

去年の3月11日(そう、ちょうど東日本大震災の起きた当日だ)に緊急入院し、4月に手術した。手術は一応成功して、それから半年の間は平穏な状態だったが、11月に癌が再発してしまった。

医者には「このままでは年を越せないかもしれない」と言われたが、母は無駄な延命治療はしたくないと言った。そこで、抗がん剤による治療は一切行わず、自宅での療養を選択した。

その後、なんとか年は越せたものの、1月の半ばごろになるとだいぶ悪化してきて、2月の初め頃にはほとんど食事も取れなくなってしまった。主治医が時々往診に来るけれど、日常の細々した介護は父が行うことになった。
最期の最期まで点滴すらしなかったので、目の前で徐々に弱っていく母の介護をすることは、父にとっても精神的にかなりきつかったはずだ。

そして、3月5日の朝にとうとう永眠。
安楽死とか尊厳死とかいう意味では、これ以上望むべくもない死に方をした母だったが、やっぱり小説や映画のように綺麗事だけでは済まないもの。
「人間らしく生きる」ということが見直されるようになった今日でも、自宅で看取るなんてのはごく限られたマイナーケースに過ぎない。完治できる見込みもない抗がん剤をばんばん投与され、生命維持装置に囲まれて、生きているのか死んでいるのかわからないような生活を延々と強いられるのが「当たり前」の最期なのだ。
だから、尊厳死に理解のある医者に巡り会えればいいが、そうでなければ、それこそ「人殺し」扱いされかねない。そういう意味では両親とも相当な覚悟が必要だったことだろう。

一方、遠く離れて暮らす俺には何が出来るわけでもなく、当然死に目にも会えず、ひたすら親不孝な自分を痛感するだけ。
ただ、この両親の生き様、死に様だけは深く胸に刻んでこれから生きていこうと思う。
合掌。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2012/03/03

馬追丘陵 スノーハイキング (リベンジ編)

ポリタンクに汲んできたマオイの名水がとうとう底をついてしまったので、補給しに行ってきた。
もちろん、前回遭難しかかった馬追丘陵にリベンジするという目的も果たさなくてはならない。rock

今日は日差しも暖かく、気持ちの良い青空で申し分がない。
ここんとこ暖かいと感じる日が増えたせいか、雪は結構しまっていて、厳寒期のようなふかふかの雪ではなかったけれど、野鳥の鳴き声は多くなり森も少し賑やかになってきた。

前回は道を間違ってショートカットしてしまったけど、今回は大きく迂回して自衛隊の基地近くを通るコースを進んだ。自衛隊の敷地の隣を登っていくのでびっしりと敷設された鉄条網のフェンスがやや目障りだけど、しかたがない。

ハイキングで訪れる人の多くはこのコースはあまり使わないようで、足跡はそう多くない。こっちもスノーシューの気軽さでコースをはみ出して無造作に歩いて行く。
あっという間に道がわからなくなった。けど、今回は準備万端。地図とコンパスで位置と方角を確認。危なげもなくコースに復帰する。scissors

気がつくと見覚えのある場所を歩いていた。どうやらショートカットコースと合流したようだ。
一応、今回の目的は前回行きそびれた馬追丘陵の最高地点である、275mピークに到達することだったのだけど、あれ?いつの間にか通り過ぎちゃった?

時間も13時をすでに過ぎていたので、なんとなく消化不良だけど帰路につくことにした。
帰りにユン二の湯で一風呂浴びた。やっぱりハイキングの後の温泉は格別だ。spa

疲れたけど楽しかった。今日は久しぶりにぐっすり眠れそうだ。sleepy

20120303_001

| | コメント (4) | トラックバック (0)

« 2012年2月 | トップページ | 2012年4月 »