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2011/03/22

「3.11」後の世界

アメリカ同時多発テロ、通称「9.11」が起こったとき、ジョージ・W・ブッシュは言った。
世界は一変した」と。

日本にとって、3.11はそういった日になるかもしれない。
実際にアメリカの報道では「3.11 Save Japan」と書かれたプラカートを持っている人が映っていた。

原発の安全神話はもろくも崩れ去った。
例え「1000年に一度の地震」だったとしても、「絶対安全」という言葉が許されなくなった。
しかも、水蒸気爆発で外壁が吹き飛ぶシーンや、もうもうと白煙を吹き上げるシーンが多くの日本人の脳裏に焼き付いてしまった。こうなってしまうと理屈をいくら語っても無駄だ

日本のエネルギー政策は方向転回を余儀なくされるだろう。
新たな原発を作ることはきわめて困難になった。アメリカもスリーマイル島の事故以来、新しい原発はまだ1つも作られていないそうだ。
日本は電力の3割を原子力に頼っているんだから、いまさら原発はやめられないと政府や電力会社は言うだろうが、半分は嘘だと俺は思っている。初めから「原発ありき」で考えていて、都合の悪いところは全部無視してきたんじゃないのか。

と言っても、半分は本当なわけで、このままなら15%程度は電力不足になる。実際のところは真夏のピーク時さえ乗り切れば何とでもなるんだろうけど、真夏に今回のような計画停電などしたら、確実に死人が出てしまう。

となると、15%の電力を何かで作り出すしかない。当然、自然エネルギーがこれまで以上に推進されるだろう。でも、正直言って、太陽光や風力では全然足りない。原子力や火力の代わりには到底なり得ない。

結局、「10%は節電でなんとかしよう」となるんじゃなかろうか。
しかし、多額の借金に少子化これにエネルギー不足が加われば、ただでさえ沈み掛かった日本が沈没してしまうのは確実。
日本のこれからは、辛く厳しいものになるに違いない。

でも、だからこそ。
いつもユーモアは忘れないようにしよう。いつも笑って日々を生きよう。

今、まさに産声を上げた赤ん坊が「こんな時代に生まれるんじゃなかった」と思ったりしないように。

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