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2008/05/31

サマータイム法案?

サマータイム制度の導入を目指す「サマータイム法案」が国会に提出されるそうである。
でも、このサマータイムは本当に有効なんだろうか?
俺としては大いに疑問。

福田首相に言わせると「今はね、大体どの国もやっているんですよ」とのこと(笑)。いつもの「右へ習え」的な主体性のなさだ。despair
実際、諸外国では導入している国も多いのだけど、それらの国から日本が要請を受けているわけでもなければ、それらの国で省エネが進んだ実績があるわけでもない。むしろ、「すべての時計の時間を調整する」という膨大な社会的コストがかかるだけ。

実は札幌では、数年前から商工会議所の呼びかけでサマータイムの導入実験を行っている。でもこれはいくつかの点でテストケースとしてはふさわしくないと思える。

(1)北海道は日本で一番高緯度である。
すなわち、夏に一番日が長くなり、効果が現れやすい場所であるということだ。これはテストとしてはアンフェアだろう。事実、サマータイム導入済みの「先進国」は、ヨーロッパを初めとして日本よりも緯度の高い国が多い。一方、赤道に近いアフリカ・東南アジア諸国はほとんどが導入していない。

(2)札幌版は時間の変更無し。
札幌版はサマータイムといいながら、実際には始業・終業時間を1時間早くしているだけである。なるほど、これなら時計の調整は必要ない。でも、これはつまり「フレックスタイム制を導入すれば十分」ということだ。(うちの会社はもともとフレックスタイム制なので関係ないし)

(3)夜にエアコンは使わない。
北海道ではエアコンがない家庭も多いし、あっても夜は使わない(使わなくても十分涼しい)。これに対して本州では夏は一日中エアコン使いっぱなしのことが多いので、あまり省エネに貢献しないとの指摘がある。

そもそも、北海道でも省エネに効果があるのかは怪しいものだ。それは政府側でもうすうす感じ始めているのか、最近では「余暇時間や消費の拡大による経済効果」を全面に押し出してきている。明るい時間に会社が終わるから、余暇時間を有意義に使えるという。
だけど、これも本当にそうか?サマータイムってのは、早寝早起きを前提としているんだから、起床時間が早まった分、就寝時間も早まる。いままでの生活リズムを保ち続ける限り、余暇時間は全く増えない。当然、消費も増えないわけだ。

なんだか、机上の空論で、実際はデメリットばかりじゃないのかな・・・。

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2008/05/18

遙かなる十勝4 紫竹ガーデン

080518_01あっという間に最終日。
帰りに、紫竹ガーデンに行った。

ここは、延々と続く畑の真ん中にぽっかりとある庭園だ。
朝ということもあって、少し肌寒い空気の中、ほんのりと甘い匂いが漂っていた。

この辺では、まだ花真っ盛りと言うには早いのか、咲いているのはチューリップが中心で、種類はまだ少なかった。
それでも色とりどりの花が、綺麗に手入れされて一面を飾っている様はすばらしかった。shine

080518_02俺の故郷である富山でも、チューリップの栽培が盛んで、とくに砺波で行われるチューリップ・フェアは有名だそうだが、俺は見に行ったことがない。そこもこんな感じなんだろうか?

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2008/05/17

遙かなる十勝3 ナウマン象記念館

080517_03忠類の「道の駅」の隣にある、ナウマン象記念館に行った。
展示室には、巨大なナウマン象の復元標本が!!
・・・・って思ったら、それは、ただの複製(レプリカ)だった。crying(ションボリ)

オリジナルである本物の標本は、札幌の開拓記念館に展示されているそうだ。
うっ、そういえば、見たこと在ったかも・・・?despair

それにしても、発見された場所にあるのが偽物というのは寂しいなぁ。
もちろん、化石の標本はデリケートで管理が難しいので、小さい町では維持していくのが難しいってことはわかるんだけど・・・。

ナウマン象の化石が、ほとんど丸ごと見つかるのは珍しいらしく学術的にも貴重なものだそうだ。
記念館には、発見された当時の新聞や、発掘に協力した学者や地元の学生たちの手記なども展示されていた。それからは化石を掘り出していく過程のワクワク感、ウキウキ感が鮮明に伝わってくる。それだけにいっそう寂しい感じがしてしまう。

都市部だけが「文化」を独り占めしてしまっているじゃないだろうか。なんだか複雑な気分だった。

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遙かなる十勝2 八千代牧場

南十勝は、とにかく牧場と畑ばかりである。同じような景色が延々と続くので、距離感がおかしくなってしまう。
天気は上々sun。どこまでも続く畑や牧草地の上をゆっくり流れる影で、雲の動きが分かる。なんとも牧歌的な風景だ。

080517_01宿のそばにある八千代牧場に行ってみた。丘陵地のあちこちから、ブモォ~~と牛taurusの鳴き声が聞こえる。広大な草原に牛が放牧されているのだ。どれだけ食べても食べきれないほどの草があるせいか、牛たちの動きは実にのんびりとしたものだ。

080517_02この牧場の変わっているところは草だけでなく、樹木も植えられているところだ。牛たちが木陰で休んだりしているのはなかなか珍しい光景かもしれない。
北海道と言えども、こうやって自由に放牧させているところはきっと少ないだろう。一番、十勝らしい場所かもしれないな。

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2008/05/16

遙かなる十勝1 サクサクパイ

2泊3日で、帯広方面へ出かけてきた。

080516_01帯広と言えば、何はともあれまずは、サクサクパイである。happy01
帯広駅前にある六花亭の本店で、サクサクパイとサクサクタルト(ストロベリー)を頬張った。
う~ん、相変わらず、うまいっ。heart04

ふと、店内の壁に貼ってあるポスターに目がとまった。

「吉野家に学ぶ」

んん?いったい何だ、これ?

それには、以前、吉野家がアメリカ産牛肉の輸入が禁止されたときに「これでは求める味が得られない」と言って、牛丼の販売を中止した話が書かれていた。
最近、生乳の生産量が激減したため、お菓子で大量に使うバターが急激に入手困難になってきているという。しかし、この先、どうしても足らなくなったとしても、六花亭はマーガリンなどの代替品を使わず、生産量を減らしてでもあくまでバターの風味と味にこだわっていく方針であることが書かれていた。

なるほど、立派な志である。

でも、「吉野家に学ぶ」てのはどうかなぁ?
吉野家は例の一件で「どうせ輸入禁止って言ったって、すぐに再開されるだろう」とタカをくくって、ああいう宣言をしたのであって、きっと内心は後悔していたんじゃないか?
アメリカ産以外の牛肉で「牛焼き肉定食」を出して、これは「牛丼」じゃないからと、見苦しい言い訳していたし・・・。gawk

我らが愛すべき六花亭が、そういう安易な逃げを使ったりしないように、心から祈るばかりだ。

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2008/05/11

樽前山登山(ロングコース)

先週は海waveに行ったから、今週は山fujiに行こう!という軽いノリで(笑)、樽前山へハイキング登山に行ってきた。foot

樽前山は大好きな山である。
なぜって、コストパフォーマンスが高いから。flair

080511_01標高は1000mちょいあるものの、七合目までは車で上がれるので、実質1時間ぐらい登るだけで山頂へたどり着ける。
しかも眺めがいい。麓の支笏湖はもちろん、遠くは苫小牧や太平洋まで見渡せる。森林限界が低いため、木々で眺めが邪魔されることもない。
さらには、山頂は溶岩ドームという独特の地形だ。いまも噴煙を上げ続けているので、硫黄の匂いも立ちこめていて、雰囲気も十分である。
樽前山はこういう美味しい山なのである。

そんなわけで、今回も楽々ハイキングのつもりだったのだけど・・・。
なんと5月いっぱいまでは「冬期閉鎖中」で七合目のヒュッテまで開通していなかった(涙)。五合目の駐車場から片道2.5km歩かないといけない。このため、往復1時間はプラスされてしまった。wobbly

080511_02それでも、山頂の眺めはサイコーだった。
しかし、寒い。寒いぞ。吐く息も白くなるぐらい。snow
かじかんだ手でコーヒーを沸かした。ほっと一息。
こんなハイキング登山でも、なんちゃって登山家になった気分。ああ、やっぱり携帯バーナー買って良かったなぁ。

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2008/05/06

体育会系フィン

Img101119735285,6日の二日連続で、積丹へダイビングに行ってきた。wave
潜るのは実に半年ぶりだ。冬は雪像作りで忙しかったせいもあるけど、栃木出張の間に伊豆の暖かい海でたくさん潜ったせいもあるかもしれない。すっかりヘタレになってしまった。coldsweats01

デジカメcameraは修理がギリギリ間に合わず、今回はお休み。
その代わり、通販で買ったばかりの、おニューのフィンの初デビューとなった。

そのフィンとは、Jet Fin Revoの限定色、ベルーガホワイトだ。
Jet Fin Revoは、メーカーサイトでも「男性専用モデル」と謳われているほどの、超体育会系フィンである(笑)。「軽く・柔らかく」がフィン主流になりつつある中で、見事に逆方向に進化している。
しかも、限定色のベルーガホワイトは、標準のものよりもさらに重く仕上げてあるという。まさに筋トレ用フィン?

実は、前に使っていたプラスチック製のフィンも、かなり固めで重めだった。なにしろ、伊豆の某ガイドさんからは「鉄板」と呼ばれていたほどだから。
そのせいもあって、俺の場合、あまり軽くて柔らかいフィンなど、手応え(足応え?)がなさ過ぎて、逆に頼り無く感じてしまうかも、とショップの人から言われていた。だから、あえて体育会系なフィンを選んだわけだ。

さて、実際に使用してみた。
意外にも重く感じない。不思議なぐらい、違和感がないのだ。
結局、今までのフィンがもともと超体育会系だったということか。

半年ぶりの積丹は、やっぱり冷たかった。水に入ると、かき氷を食べた時みたいに頭がギリギリ痛む。
水温は7~8℃しかない。透明度もまだ雪解け水が混じっているのか良くない。せいぜい5~6mぐらいだろうか。

それでも、でっかいタコや、ちっちゃいイカの子どもも見られたのでけっこう楽しかった。
でも、やっぱりデジカメは欲しかったな。

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2008/05/01

映画「12人の優しい日本人」

2113d4pqyel_sl500_aa140_TSUTAYAに「12人の優しい日本人」が置いてあるのを発見!
いままで見逃していただけだったみたい。

しかし偶然とはいえ、「十二人の怒れる男」の方を先に見ておいたのは正解だった。この「12人の優しい日本人」は「十二人の怒れる男」の日本版リメイクというよりは、パロディ作品と言った方がしっくり来る気がする。両者を見比べることで、いっそう楽しめるだろう。

この映画は、「日本にも陪審員制度があったら」という架空の前提で始まる。
「怒れる」のほうは、最初、有罪11人:無罪1人だったけど、「優しい」のほうは、いきなり無罪12人。それじゃあ、解散となりかけたところで、一人が「やっぱり有罪にします。もうすこし話し合いましょう」と言い出すところから話が始まる。このへん展開はかなり違っている。

「怒れる」のほうは、とってもシリアスでシビアで、推理小説ばりの鮮やかな論理展開で進むのに対して、「優しい」のほうは、いろいろな意味でぐだぐた(笑)。有罪を主張する側も、無罪を主張する側も、とことん根拠に乏しく、おのおのの推理もいまひとつ詰めが甘い。でも、それにも関わらず、みんなの意見がその度にころころ変わるところが笑える。とっても優柔不断で日本人らしいのだ。
また、「怒れる」では、正義に燃える陪審員が、陪審員の意義や生命の尊さを繰り返し訴えるシーンがあるのだけど、「優しい」のほうは、そういうヒロイズムはまったくなし。どっちが正しいのか、最後の最後まで分からない。

全体的な印象としては、「優しい」は、もともと舞台劇として作られたせいもあってか、コミカルなタッチで、登場人物の性格付けも少々オーバーに描かれている感じがした。

まあ、正直なところ、自分が加害者でも被害者でも、こういう陪審員に裁かれるのは勘弁願いたいなあ。

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