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2005/06/29

事態が収拾されない;

「ネットで実名」騒動だが、いっこうに収拾される気配がない。
その後の訂正記事も出ないところをみると、共同通信が誤解して記事を書いたわけではないようだ。

改めて記事を見直してみると、疑問に思うことがある。

自殺サイトなど「有害情報の温床」ともいわれるインターネット
ネットが持つ匿名性を排除し、
匿名性が高いために自殺サイトの増殖や爆弾の作製方法がネットに公開されるなど、犯罪につながる有害情報があふれている

など、目を引く言葉が並ぶ元記事だが、これらの記述は総務省が公開した議事要旨にも報告書にも、全く存在しない。
これらの言葉は、共同通信の記者が勝手にでっち上げたのだろうか?
それとも、取材によって誰かがこういう発言をしたのだろうか?

「実名でブログを使い、教育に役立てる」という部分だけは間違っていないが、その理由・方法については、でたらめもいいところで、総務省の報告書と正反対の説明をしている。
こんなことは報告書を実際に読めばすぐにわかることなんだが、多くのブロガーたちは記事を鵜呑みにして、勝手な憶測を加えて論争を繰り広げている
(そういう俺も初めはまんまとだまされたのだけど;)

新聞社からもたらされたウィルスが、ネットの世界を汚染していく
そういう背筋が寒くなるような状況がいま起こっている。

このままでいいのか?と不安になるけれど、うちのような弱小ブログが騒いでみたところで、影響力はなきに等しい。大手ブログが「みんな、だまされるな!」と声を上げるのを待つしかないのだろうか。

ブログ界に自浄作用は存在するか?
そのことが試されるときなのかもしれない。

(7/1追記)

日経BPに「ガ島通信」さんが記事を書いてます。
これでいくらか状況は動くかな?
総務省「ネット実名」騒動の不思議(日経BP)

日経も共同通信の加盟新聞社なんだが・・・・大丈夫なのか?(^^;

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総務省の真意

ああああ、またやらかしてしまった。(-_-;;

先日のエントリにも書いた「実名でのネット活用」報道について、ブログ界では大論争が持ち上がっているようだ。でも・・・・・・・・

あの報道はデマです。

28日に総務省のHPで公開された資料を読むと、全く違うことが書かれているのだ

総務省HP

「情報フロンティア研究会」報告書の公表
あと、「情報フロンティア研究会 第6回会合(平成17年6月14日(火))議事要旨」(pdfファイル)も読んでおくとより理解できるかと思う。

ちょっと抜粋してみよう。

議事要旨から。

例えば初等教育課程の生徒が全員ブログを持つようにするという提言をすることによって、学校内のセキュアなネットワークにおける実名のコミュニティを構築し、互いに交流を深めることによって創発が育まれるという文化を生徒に教育することが可能となるのではないか。

実名ベースにすれば、おそらくセキュリティー、個人情報保護、インフラの問題などは後からついてくる。教育現場における実名ベースのネットワーク利用は非常に良いテーマなのではないか。

一般の人はインターネットには匿名性があると信じているが、実際は匿名ではない。匿名でなければ、ネットワーク上における書き込みについて責任を持つようになり、ネットワークとの付き合い方を真剣に考えるようになる。

「情報フロンティア研究会」報告書から。

ICTにより実現されるバーチャルな環境を、現実社会と同じ感覚で活用すること、すなわち、サイバースペース上で実名又は特定の仮名で他人と安全に交流することを自然の術として身につけるための教育が必要である。

学校の中でセキュアなネットワークを整備した上で、児童・生徒が自らのアカウントを持ち、実名でブログやSNSを用いて他の児童・生徒と交流することでネットワークへの親近感を養うとともに、ネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害等に対する実地的な安全の守り方も同時並行的に学ぶことが重要である。

つまり、総務省が言いたいことはこうである。
(1)インターネットの匿名性などは元からない(!)。技術力のある者から見れば、すべて筒抜けである。
(2)学校内の閉じた環境でネットのリテラシーを教育する。わざと実名で書かせることにより、情報漏洩やプライバシー侵害などの危険を身をもって教える。同時に書き込みに責任を持たせ、書いて良いこと悪いことを学ばせる。
(3)実社会へ出た場合も、「匿名性」などは当てにしない。

なるほど。
総務省は実名での書き込みを推奨しようという意図などは全くなく、もちろん、ネットを規制しようと思っていたわけでもないんだね。

あれ?報道と全然違うじゃん。
「有害情報の温床」とかいう話はどこへ行った?

例の報道のソースは、、、共同通信ぽい。
うわぁ、匿名性が高い(笑)。誰に文句言えばいいのか、ぜんぜんわからん。
少なくとも、マスコミ連中がネットを潰したがっていることは、明らかになりました。(^^;


今回の教訓。
マスコミがいい加減な記事をちょっと書いただけで、ブログ界は大騒ぎ。
いやあ、ネットはこわいねぇ。

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2005/06/27

実名でのネット活用

『ネット利用は実名で』(東京新聞)

総務省は27日、自殺サイトなど「有害情報の温床」ともいわれるインターネットを健全に利用するために、ネットが持つ匿名性を排除し、実名でのネット利用を促す取り組みに着手する方針を固めた。匿名性が低いとされるブログ(日記風サイト)やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サイト)を小中学校の教育で活用するよう求め、文部科学省などと具体策を詰める。

さすがは総務省!!目の付け所が違うね!
でも、実名だけじゃ同姓同名の人と区別が付かないから、性別と年齢も書くようにしたらどうだろう。いや、いっそのこと、住所と電話番号も書くべきじゃないか?

・・・・・・・・・(-_-#)
だれか、この危機管理意識ゼロの馬鹿役人たちを「教育」してください。

(6/29追記)

上記の記事の内容は、でたらめでした。
お役人さん、悪く言ってごめんなさい。m(_ _)m
馬鹿なのはマスコミでした。(でもエントリは消さない)

(6/29さらに追記)

記事がリンク切れになっていたので、リンク先を東京新聞に変更した。

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靖国神社がさびれる

中曽根さん、その発言はさすがに不味いんじゃ・・・?

新追悼施設、中曽根元首相が「反対」(asahi.com)

 中曽根元首相は26日のフジテレビの報道番組で、靖国問題の打開策として浮上している新たな国立の追悼施設について「首相や天皇陛下がそちらにばかりお参りして、靖国神社がさびれ、つぶれる危険もないとは言えない」と述べ、反対の立場を明確にした。

靖国問題に関しては、連日、いろんな政治家がおかしな発言ばかりしているんだけど。
どうもこの国の政治家は「政教分離」という言葉を知らないらしい。

靖国神社がさびれ、つぶれる?
潰れればいいじゃないの
信仰を失った宗教が淘汰されるのは、当然だろう。

それよりも、国家が特定の宗教に肩入れしたり、特別扱いしたりすることは、憲法で明確に禁止されているんじゃないの?
なんかそういう基本的なところが忘れ去られたまま、代わりの追悼施設をつくるとかつくらないとか、そういう議論ばかりが盛り上がっているような。。。

新しい追悼施設なんていらないでしょ。
いまある戦没者慰霊碑に参拝すれば済む話だし。
はっきり言って税金の無駄遣いでしかない。

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温泉法改正、その後

温泉法が改正され、5月24日に施行されて早、1ヶ月。
目立たないけど温泉は確実に変わりつつある。

もともと温泉法の改正は、入浴剤や水道水を使った偽物温泉の発覚がその発端だった。
その後、各地の温泉でのひどい現状が連日報道され、温泉の安心が揺らぎ始めた。
そこで改正された温泉法では、源泉に対して加温・加水・濾過循環を施した場合は、そのことを明記しなければならなくなった。もちろん入浴剤や殺菌剤も明記する必要がある。

これは日本の温泉の歴史にとって、「革命的」な事件と言ってもいいだろう。
なにしろ、今まで一部の温泉通だけが知っていた事実が、まったくの素人でも簡単にわかるようになったのだから。

施行されてから温泉に行くたびに、更衣室の壁などに貼られている成分表をチェックするようにしていたが、なるほど、確かにすべてが開示されるようになっている。
加温・加水・濾過循環などの状況は本当に千差万別である。露天風呂だけ源泉かけ流しで、内風呂は濾過循環という温泉もあるし、その逆の温泉もある。

温泉好きにはとてもうれしい改正だと思う。
でも、手放しで喜べないこともある。
世界一の温泉好きの国、日本の温泉の7割は、実は濾過循環式だと言われている
最近はなにかと「源泉かけ流し」の温泉ばかりが強調されているが、すべての人が源泉かけ流しを求めても、需要を満たすことなどできない。
温泉は「資源」であり、有限である。温泉が豊富な日本でも、供給量が足りないのだ。

そのうち「源泉かけ流し」は貴重になり、気軽に温泉も行けなくなってしまう?
そんな不安を感じていたのだが、今のところそうはなっていない。

奇妙なのは、ニセ温泉騒動ではあれだけ騒ぎ立てたマスコミが、改正された後はまったく沈黙してしまっていること。いままで「源泉100%」「天然温泉100%」と言いながら、実際は濾過循環の塩素たっぷりだった温泉は、全国に数え切れないくらいたくさんあるはずなのに。
おそらく観光協会とかが圧力をかけているのだろう。そうでなければ、単に問題意識が欠如しているのか。

それでも本屋では「源泉かけ流し」の温泉を紹介する本が多く見られるようになった。しかしその隣には相も変わらず、今まで通りの大型レジャー施設化した温泉宿の紹介本も並んでいる。
温泉はこれから淘汰が始まるのか、それとも二極化が進むのか、どっちなんだろう?

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2005/06/22

くじらバーガー

0622
函館の「ラッキーピエロ」がまた変わり種バーガーを発売するそうだ。

くじらバーガーを発売へ 北海道のファストフードチェーン店(Sankei Web)

調査捕鯨で捕ったミンククジラの肉を使用。高温で竜田揚げにし、軟らかく仕上げた。肉を納入する共同船舶(東京)によると、捕獲を禁止されていない小型クジラを使ったハンバーガーはあるが、ミンククジラの肉では初めてという。

なんでも4月から募集していた、「MYバーガーアイデアコンテスト」の準優勝なんだとか。
ちなみに優勝は「ジンギスカンバーガー」だそうで。

北海道新聞の記事によると、全11店のうち10店で1日200個の限定販売。つまり1店当たり20個。さすがに競争率高いな~。
赤字覚悟だが、鯨食文化伝承のため、多くの人に食べてほしい」(社長談)

うう、食べてみたい。

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2005/06/21

ドイツ館の地元優待券、ヤフオクに

今度はドイツ館のチケットらしい・・・・

愛・地球博:ドイツ館の地元優待券、ヤフーオークション流出(毎日インタラクティブ)

愛知万博で人気のドイツ館の「ライド(乗り物)」に優先的に乗れる「プレゼントカード」(無料)がネットオークションに出回っていることが18日分かった。
 カードは、ドイツ館がフレンドシップ事業の相手である愛知県豊橋、犬山両市民向けに10万枚発行したもので、同館と両市はオークションを運営する「ヤフー」に取り扱わないよう要請したが「出品者の責任」と拒否されている。

なんかこう、気分が暗~くなっちゃうなぁ;
明らかにダフ屋行為なんだし、取り締まれないもんなのか?

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食の現場から

毎日インタラクティブで6/6~9に渡って連載されていた、「食の現場から:MOTTAINAI」に対して、「読者からの反響」が載っていた。

食の現場から:MOTTAINAI 読者の反響(毎日インタラクティブ)

「食の現場から:MOTTAINAI」は、マータイさんが提唱した「もったいない」精神に対して、日本の「食の現場」の実態をレポートするシリーズ。
「コンビニ・スーパー」「野菜選別」「ホテル」「外食産業」の現場を取材し、日常的に大量の食料が無駄に捨てられていることを伝えてくれていた。

「読者の反響」では、現場を知る人からの意見を紹介し、さらにその裏事情まで突っ込んでいる。

あるコンビニの店主は「本来、捨てる食品ですが、私の信念でお客さんに差し上げています」といい、本社の指導に反して賞味期限直前のおにぎりや弁当を無料で提供していると言う。
ともすれば自分の立場を危うくするかもしれないリスクを背負っての行動だ。
大量供給、大量廃棄に対するささやかな抵抗だろうか。

一方、コンビニの指導員をしていたという男性は、「加盟店には恒常的に捨てることが売り上げを伸ばす、と指導していた」などと証言する。
これも一理ある。品揃えを良くして品切れをなくすことは、サービスの向上につながるが、同時に多くの無駄を覚悟すると言うことだからだ。

いろんな現状や意見を知って考えた。
日本人が抱えているのは「もったいない」精神だけじゃないぞ、と。

日本人は「お客様は神様です」と言う。
自分が我慢することは「美徳」だが、相手に我慢させることは「恥」だと思っている
多少の効率を失っても、サービスの向上を目指す。
このことが多くの「もったいない」を生んでいるんじゃないだろうか?

外国のドラマや映画を見ていると、こういうシーンをたまに見かける。
お客「○○は置いてないの?」
店員「ないよ。他を当たりな。」

日本じゃこういうパターンって少ないような気がする。というか、その時点では在庫がなくても、次からは用意しようと、日本人なら思うだろう。
外国人だと、文句を言われようが需要の少ないモノは仕入れない、と割り切りがいい。
つまり、サービスは悪いが無駄は少ないわけだ。

「もったいない」精神と「お客様第一」精神。
どちらも日本人の美徳なのに、相反する精神でもある。

「もったいない」バックナンバー(毎日インタラクティブ)

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2005/06/19

モエレ沼公園

moere017月1日にグランドオープンを控えたモエレ沼公園に一足先に行ってきた。
公園は現在も造成中だけど、完成した区域から順次開放するというアバウトな利用方法が採られている。

前に行ったのは、ずいぶん昔でそのころはモエレ山も単なる山で、階段も作られていなかった。
いまはずいぶん整備され、キレイになった。
モエレ沼公園は彫刻家である、イサム・ノグチ氏のデザインに基づいて作られているそうだ。
あちこちに点在するオブジェだけでなく、歩道や林や橋などすべてが幾何学模様を描くように配置されている。「公園そのものが1つの彫刻」という思想で作られているのだ。
moere02
モエレ沼公園は、良くも悪くも北海道らしい公園といえる。
つまり、めっぽう広くて何にもない
サービス施設は「ガラスのピラミッド」の中に集中しており、他はただただ自然とオブジェがあるだけ、という潔さである。

そうした特色から、観光名所と言うよりは家族連れの遊び場といった感じだ。
今日も芝生の上でキャッチボールやバトミントンなどをしている家族が多かった。
天気のいい日にだらだらするには絶好の場所だろう。
moere03

シンボルタワー的存在のモエレ山は、とにかく眺めがいい。
公園の周りに、高い建物がまったくないからだろう。遠くに札幌ドームまで見えるのには驚いた。
山の高さがどのくらいあるのか知らないが、思った以上に高いように見えた。ここから、ハンググライダーかパラグライダーで滑走できたら、どんなにか爽快だろう。

もうすぐ完成するという「海の噴水」も楽しみだ。

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2005/06/16

愛・地球博を振り返る3 「サツキとメイの家」の予約システム

愛・地球博の目玉パビリオンの1つ、
サツキとメイの家」は、注目度が高かったために、多くの問題も引き起こしてしまったように思う。
予習編でもすこし書いたことだけど、もう一度改めて考えてみよう。

最初、「サツキとメイの家」は、コンビニの端末から事前予約するシステムだったのだが、現在は葉書で申し込む方式に代わっている。応募多数の場合は抽選になる。
6月分の応募総数は20万9000通ほどだったらしい。
一日の入場者数は880人だから、当選確率は12.6%しかない。
当然、多くの葉書が無駄になってしまうわけで、「環境に優しくない」予約方法になってしまった

いったいどうしてこんなことになってしまったのか?
万博協会側の対応にも、疑問を持っていた。

ところが、思わぬ所に真相が書かれていた。
スタジオジブリのHPだ。古い記事だけど、今までの経緯が詳しく書かれている。

「サツキとメイの家」についてのお詫び(スタジオジブリHP)

これを見ると、「サツキとメイの家」のもともとの趣旨は、今とは大きく違っていたことがわかる。

そのうち「サツキとメイの家」の候補地があるエリアは、「自然体感プログラム」の参加者だけが入場できる計画でした。これなら人ごみの喧騒とも無縁の、静かな展示が実現できるはずでした。  つまり、「サツキとメイの家」は森林体感ゾーンで行なわれる「自然体感プログラム」(森の自然学校)の参加者が途中で立ち寄るプログラムの一つ、という認識で当初は出発したのです。 (中略) 何千、何万人もの大勢の観客に観てもらうことは一切考えていませんでした

大きな問題となったネットオークションでの転売問題も、「想定済み」だったみたいだ。
でも問題は別の所にあった。

事前の打ち合わせで、予約券の一部がオークションに流れることは想定済みで、(中略)博覧会協会から主なオークション運営会社に対して「予約券が出品された場合削除して欲しい」旨を通達していました。協会側の話によれば、楽天ほかのオークションサイトは削除に応じていただけたのですが、「Yahoo!オークション」だけは、「法律に違反していないものを規制してはオークションの利便性が損なわれる」ことを理由に削除はされませんでした

さすがは、海賊版、盗品、なんでもありのヤフオクだ(怒)。
認識が甘かった協会側にも責任はある。オークション会社やその利用者のモラルを当てにするべきではない。
だけど、なるほど、こういう事情があったのだったら、抽選方法が一番公平なのかもしれない。
入場時に年齢や性別もチェックされるそうだから、転売目的の予約はある程度抑えることができるだろう。

それでもやはり俺は、、「サツキとメイの家」は「パビリオン」としてではなく、どこか別の所に別の形で作って欲しかった。毎日、何万人も訪れる万博会場に、この静かでレトロな民家はなじまない。

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2005/06/15

「近所の底力」的な、朝の風景

今日は、燃えるゴミの日。
寝ぼけ眼でゴミ袋をひっつかんで、外に出たら。

バッサ、バッサ、バサバサバサバサ

ゴミ集積所から飛び立つ、カラスの群れ
ざっと20羽近くはいるだろうか?
うちの近くの集積所は近頃、カラスたちの食堂と化してしまっている。
おっかなびっくりゴミ袋を運ぶ俺を、40の瞳がじぃっと睨む。

めちゃ怖い。
北海道在住のハシブトガラスは、やたらと図体が大きくどう猛そうだ。
ここで一斉に襲いかかってきたら、ヒッチコックな運命間違いなし

幸いそんな惨事は起こらず、ゴミ出しは無事に終わったのだけど。
集積所から離れたとたん、数羽が舞い降りて来て、ネット越しにゴミ袋をつつき始めた。

こりゃまずい。
何がまずいって、ゴミ袋の中の、冷蔵庫の隅で変色していたピーマンやら、半分食べただけでそのまま放置してカビの生えた豆腐やらが、そこらじゅうにぶちまけられたら大惨事だ。つーか、俺が社会的に抹殺されかねない。

俺は部屋にとって返し、本棚から昔のパソコン雑誌を取り出した。
おまけのCD-ROMを手当たり次第に抜き取って、ナイロンロープに括りつけていく。BGMはもちろん「できるかな」で
あっという間に、即席目くらましのできあがり~。フゴフゴ。

集積所のそばの電柱に吊して設置完了!
さあ、効果のほどはいかに?

・・・ああ、安心したら眠たくなってきた。ぐぅ。(二度寝)

再び、起きたときはゴミ収集車が回収し終わった後で、カラスもいなくなっていた。ゴミが散乱していないところを見ると、効果はあったのかな?
どうやら町の平和と俺の名誉は守られたようだ。

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2005/06/13

知床ざるそば

0613そろそろスーパーの食品売り場にも、冷やし中華やざるそばが並び始めてきた。

たまには、そばでも食べてみようかと、買ったのは「知床ざるそば」。
昆布とワカメを粉末にして練り込んだ麺は、まるでヨモギそばのような緑色。

麺の袋を破いたとたんに、立ちこめる濃厚な磯の香り
むむ、これは・・・!!いいかも。

羅臼産の昆布でだしを取ったという、麺つゆもうまい。
健康にも良さそうだし。
さすがは世界遺産(候補)の味?

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2005/06/09

「勇み足」じゃないでしょ?

レッサーパンダ報道のその後。

北海道新聞に新しい記事が出ていた。

「風太ブーム」批判、勇み足でした 旭山動物園、HPで謝罪(北海道新聞)

二本足で立つレッサーパンダ・風太などのブームについて「あの取り上げ方は見せ物だ」などと、ホームページ(HP)上で批判した旭川市の旭山動物園が、「文章が感情に走ってしまった」と表現の行き過ぎをHPで謝罪していたことが八日、分かった。

えええええ?
さっそくHPの方を見てみたのだけど・・・・・
行き過ぎた表現をお詫びします(旭山動物園HP)

う~ん、これはなんというか・・・???
確かに「表現がふさわしくなかった」という記述はあるけど、批判に対して間違いを認めている訳じゃない。それどころか、ちゃんと反論しているんだけど。

板東さんの意見は、初めから一貫している。
今回の「お詫び」ではこう書かれている。

 最初の文章を書いたのは,次々と「立つ」レッサーパンダが現れ,何秒立った,次は歩いた,立ち姿がどうとエスカレートし,明らかに立つことは危険と思われる種までもが「立った」とメディア紹介されていた時でした。それらは,自然な行動の中で立つのとは,明らかに異質な「立つ」であり,立ち姿だけを切り取って報道されていることに違和感を感じましたので,「見せ物」という表現をしてしまったのです

北海道新聞の記事は、この部分には全く触れていない。
そればかりか、的はずれな批判ばかりしている。

しょせん見せ物の動物園が『見せ物』とは何事だ」などの抗議のメールが市役所や旭川観光協会に寄せられ
→こういう考え方が多くの動物園をダメにしたんじゃないのか?そもそも、このメールはいったいどういう立場の人が送ったモノなんだ?
インターネットの掲示板などでも賛否の書き込みが相次いだ。
→「賛否」っていうからには、賛成も反対もあったってことじゃないのか?まったくもって意味が分からない。

どうも道新は、
最近、人気があると思って偉そうに意見してやがる
ってまず考えて鬼の首を取ったかのように、この記事を書いたんじゃなかろうか?

本当の「勇み足」は北海道新聞の方じゃないのか?

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YOSAKOIソーラン祭り、始まる

yosa051

今日から、YOSAKOIソーラン祭りが始まった。
ちゃんと特別観覧席のチケット(1,000円)を取っておいたので、いつになくブルジョワな気分

ちなみにソーランナイトのチケットは3,000円、ファイナルは4,000円もするのに、すでに売り切れだという。
ボロイ商売してますなぁ;
ここまで規模が大きくなると、完全制覇なんて絶対に無理。
ほどほどに見て、ほどほどに楽しめれば、いいかなという気になってくる。

「強豪」と呼ばれるベテランチームは、やっぱりうまい。
でも、なんだかんだで毎年、大賞をとるチームは入れ替わっている。
質を維持するのは並大抵の努力ではないだろう。
お気に入りのチームでも、今年はイマイチだな、と思うこともある。
そうなってくると、毎回、奇をてらうチームよりも「お約束」を持っているチームの方が安心してみられる。
それが、「新琴似天舞龍神」の「すげ笠」であったり、「縁」の「赤フン」であったりする。

今日は札幌の参加チームだけで、特に学生チームが多かった。
学生チームと言っても、大抵はどこかの企業とタイアップしており、衣装もとても豪華だ。手作り感覚のチームはあまり見られなくなってしまったように思う。

思えば、「札幌に市民参加型の祭りを」という趣旨で始まったよさこいも、ずいぶん商業主義にまみれてきた。
雪祭りと同様、初心に返って「市民の手に取り戻す」ための模索を始める段階かもしれない。

yosa052

観客もそろそろ眺めるだけじゃつまらなくなってきているはずだ。
熱狂が乗り移って、身体が騒ぎ出したら、マイ鳴子を持って「ワオドリソーラン」で汗を流そう。

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2005/06/08

シカ肉はジンギスカンを超えられるか?

shikasoba近年、エゾシカの食肉利用が考えられているが、そろそろ本格的に始まりそうだ。

名物目指してエゾシカ活用 業界有志、独自に開発(北海道新聞)

生息数の増加に伴い、牧草や樹皮などに深刻な食害が広がっているエゾシカを食材として活用しようと、道内各地でさまざまな取り組みが進む中、札幌近郊のそば屋の有志が、エゾシカ肉を使ったそばと丼物の販売を今月中旬から始める

写真を見る限りでは、とても美味しそう。
エゾシカの肉は、癖がなくてヘルシーらしいけど、痛みやすいのが欠点だと聞いたことがある。
狩猟をするのは山奥だろうから、運搬・保存の方法が課題になりそうだ。

ところで、「エゾもみじそば」「ミニエゾもみじ丼」という名前からすると、シカ肉って「もみじ」と称されるのか?

イノシシ→ぼたん
馬→さくら
シカ→もみじ?
むむむ?関連性がわからない。

北海道の名物はジンギスカンだけど、実際に使われるラム肉はほとんどがニュージランド産だという。
はたしてシカ肉は、ジンギスカンに代わる名物料理となりうるのだろうか?

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2005/06/05

生ウニ丼

0605
そろそろ今年も、ウニ漁が始まった頃だろう。
さっそく積丹半島へウニ丼を食べに行った。

積丹はウニ漁が盛んなところだし、漁師の直営店があるので鮮度も保証付き。
今回食べたのは、神居岬と積丹岬の中間ぐらいにある、中村屋という食堂だった。

ウニ丼 2,400円。メニューには「白」と書いてあったから、ムラサキウニだろう。
ちなみに「赤」であるバフンウニとムラサキウニの入った、スペシャルウニ丼は、3,800円だった。

食べてみると、とっても甘い。ツブツブ感もたまらない。
「今日取れたエビです」と出してくれたエビもプリプリで、美味しかった。
う~ん、幸せ♪

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2005/06/04

立たないレッサーパンダ

lessor
近頃は、レッサーパンダが人気のようだ。
10秒ほど二本足で立ち上がるレッサーパンダがニュースで報道され、そのユーモラスな仕草が話題になったからだ。
過熱ぶりは留まるところを知らず、CMに出演するだの、登録商標を取るだの、大騒ぎである。

まるで、「立たないレッサーパンダはレッサーパンダにあらず」とでも言わんばかり。
そんな風潮にちょっと違和感を感じていたのだけど。

なにげなく、旭山動物園のHPを見に行ってびっくりした。
このことに関する緊急声明が出されていたからだ。

レッサーパンダを『見せ物』にしないでね(旭山動物園HP)

最近レッサーパンダの見るに耐えないニュースが氾濫しています。
で始まるこの文章は、最近のレッサーパンダ騒ぎについて、鋭い警告を発している。

この「ゲンちゃん日記」は、副園長である坂東元さんが書いているものだ。
坂東さんは、この記事で、動物園のあり方、動物の見せ方について、疑問を投げかけている。

レッサーパンダはもともと立つ習性があるわけではなく、「たまたま」立っただけに過ぎないのに、それを「見せ物」として観客を呼ぶことは間違っているのではないか?という。

最近、旭山動物園はいろいろなメディアに取り上げられているので、俺もその裏話について多少知っている。
だから、坂東さんの言いたいことはよく分かる。

旭山動物園はそんなに奇抜な仕掛けがある訳じゃない。
でもそれが素晴らしいのは、動物たちの習性をうまく利用した展示を行っているからだ。

アザラシがアクリルのパイプの中を上下に泳ぎ回るのは、アザラシが北極海などで息継ぎをするために、氷の隙間から顔を出し、水中と行き来しながら生活してるから。
ホッキョクグマが、床のカプセルから覗いている人間に近寄ってくるのは、反対にアザラシが氷から出てくるところを待ちかまえているから。
ペンギンが雪の中を行進するのは、餌を採るときに、繁殖場から海までを歩いて行き来しているから。

どれもこれも、動物たちの行動を細かく観察しなければ生まれない工夫だった。
アザラシ館の企画をした際に、「こんなものを作っても、本当にアザラシがこの円柱を通ってくれるのか?」と疑問の声が上がったという。
でも実際には何も教えなくても、アザラシたちはアクリル柱を自由に泳ぎ、期待以上の動きを見せてくれた。それは、アザラシたちにとって「自然な行動」だったからだ。

今回のレッサーパンダの件は、これとは全く異なっている。
レッサーパンダの骨格は、一応ちゃんと立てるようには出来ているそうだが、野生の中で見られる自然な行動ではない。
俺もレッサーパンダに詳しくはないのだが、たしか低い木なら登ることが出来たように思う。
だとしたら、レッサーパンダにとって遠くを確認するためにする自然な行動は、立ち上がることじゃなくて木に登って眺めることなんじゃないだろうか??
それがもし立ち上がらせるために、動物園側が餌をわざと高い位置で与えたりするようになったら、おかしな習性が身に付いてしまうことになる。

そうはいっても、俺たち「素人」にとって、それが自然な行動かそうでないかは、あまり重要な問題ではない。
ペンギンの行進も、レッサーパンダの直立も、どちらも楽しい「見せ物」には違いない。

でも、「プロ」である動物園側は、それをちゃんと認識する必要がある。
動物園は、動物の正しい姿を伝えることが必要じゃないか。その責任があるのじゃないか。坂東さんはそういっているように思える。

その願いが最後の文に込められている。

レッサーパンダを「見せ物」にしないで下さい。関係者の方お願いします

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2005/06/02

弁当箱>クリエ

修理に出していたクリエTH55が、ようやく戻ってきた。
液晶交換とはいえ、修理代、27,000円は高すぎだ。(T_T)

TH55は、アクリルの保護カバーが標準装備なので、気軽に扱っても大丈夫とタカをくくっていたのがまずかった。
風呂上がりにメガネなしで部屋をうろうろしていたら、足で踏んづけてしまって、一巻の終わり。
ああ、象が踏んでも壊れないPDAはどこかにないものだろうか?

初めは修理代が2万円を越えたら、TJ25の中古を買おうと思っていたのだけど。
クリエはもう間もなく製造停止となる。
TH55は、「最後の名機」と呼ばれているし、ほとんど使わないまま、お別れとなってしまうのが急に惜しく思えてきたのだ。

壊れても直して使おう。
マータイさんも言っているじゃないか。
MOTTAINAI.

とりあえず、風呂場の近くには置かないことにしよう。

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