2019/03/17

藻岩山(531m)登山

だいぶ春めいてきた。
今月に入ってから、体重がリバウンド気味だったので、藻岩山に登ることにした。
20190317_001頑張って5時半に早起きして、7時には家を出た。
藻岩山の登山道はいくつかあるが、今回は一番長い旭山記念公園ルートを選んだ。
登り始める前にトイレを済ませておこうと思ったのだが、登山口のトイレはなんと冬期使用中止だった。周辺を探したが、見つからない。一応、携帯用トイレは持ってきているけど、こんなところで使うのは勿体ない。かといって、山頂までは保ちそうにないし。結局、公園の奥まったところに1つだけ使用可能なトイレを発見して、なんとか用を足した。
そんなことをしているうちに、もう8時半。せっかくの早起きが台無しになってしまった。
気を取り直して、登山開始。
登山道はまだ雪に覆われているが、じゅうぶん踏み固められているので、つぼ足でも大丈夫だ。ただ、坂道は歩きづらいので、スノーブーツに軽アイゼンを付けて登ることにする。
息は切れるが、思ったほどきつくはない。冬の間もボランティアで身体を動かした甲斐はあったようだ。
20190317_002山頂まであと少しになったころ、通りがかった年配の男性に「それ、アイゼンの付け方が間違っているよ」と指摘された。
ああ、やっぱり。久しぶりで使ったので付け方を忘れていて、どうにもしっくりこないと思っていたんだ。
「どれ、付け直してあげよう」と男性はかがみ込む。丁寧な手つきでアイゼンのひもを直してくれた。
うわっ、なんて親切な人なんだ。
こちらも登山初心者というわけでもないのに。ああ、恥ずかしい。
たっぷり2時間以上かかって、山頂に到着。
山頂にはレストハウスもあるが、第三セクターに運営が委託されてから値段がべらぼうに高くなったので、庶民の俺はいつも通りカップ麺をつくって食べた。
その頃になると、急に観光客の数が増え始めた。どうやらロープウェイで来たらしい。半袖で大はしゃぎしているのは台湾人だろうか。生まれて初めて雪で遊んだという感じだ。
20190317_003展望台から札幌の町並みが良く見渡せた。今日は天気がころころ変わる。青空が晴れ渡ったかと思ったら、見る間にガスって雪がちらついたりする。この時期は、冬と春の間で一進一退を繰り返すものだが、一日の間でこんなにめまぐるしく変わるとは。
野鳥のさえずりも賑やかになってきた。次に来る頃には雪も溶けているだろうか。

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2019/03/16

ピロリ菌の反乱

人生初の胃カメラを飲むことになった。

きっかけは定期健康診断で胃のバリウム検査をしたら、「ピロリ菌に感染している疑いあり」と言われたこと。
ピロリ菌は胃に住み着く細菌で、慢性的に炎症を引き起こし、胃潰瘍や胃がんの原因になるという。精密検査では、内視鏡で胃の粘膜の細胞を採取し、菌の有無を調べる必要がある。
そんなわけで、近所の消化器内科の医院に行った。

最初に鼻と喉の粘膜に麻酔をした。これは、内視鏡が中を通過する際の痛みや不快感を抑えるためのものだそうだ。
鼻に差し込まれたカテーテルから液体が流し込まれて、喉の奥に苦い味が広がった。でも、ちょっと甘みも感じる。ヨーグルト味か?近頃はバリウム検査といい、検査薬にわざと味を付けたりすることが多くなったなあ。
麻酔は済んだが、喉の奥で痰が絡まって、めちゃ苦しい。麻酔のせいか、異物感が半端ない。おまけに咳き込みたいのにうまく咳き込めないのは、これも麻酔の影響?とにかく、いまは我慢するしかない。

鼻から内視鏡が入ってきた。ちょっと痛みを感じたと思ったら、一気にずるっと入った。後はずるずるとほとんど抵抗もなく入っていく。内視鏡からの画像は目の前のモニターに映し出されるので、ライブ感たっぷりだ。
驚くほど滑らかな食道を抜けたら、胃に到達した。胃のひだの下で、胃液が泡立っている。見た感じでは爛れている様子もなく、綺麗なものだ。

いよいよ細胞の採取だ。何か細い器具で胃の壁を突っついた。
あっ、血だ。胃の粘膜から血が出ている。ちょっと先端でひっかくだけかと思ったら、マジに「採取」するんだな。痛みは全くないが、あまりの生々しさにびびる。
細胞の採取は、胃でもう一回、その奥の十二指腸で一回、行った。

そんなわけで検査はあっさり終了。
気になる結果は・・・?
「いますね、ピロリ菌」ときっぱり。
うう、やっぱりか。
まあ、菌が見つからず、原因不明のまま、もやもやするよりは、対処方法がわかっているピロリ菌のほうが、安心できるというものだ。

菌の感染が確実になったので、次は殺菌しなくてはならない。
その方法は意外に簡単で、一週間飲み薬を飲み続けるだけ。抗生物質がうまく効けば、菌は死滅し、再発の恐れもない。

ピロリ菌に感染したのはおそらく幼少期だと思われるので、もう何十年も同居してきたはず。
なのに、なぜ今頃になって大っぴらに悪さをし始めたのか。もっと大人しくしていてくれたら、それこそ死ぬまで「飼って」やっても良かったのになあ。

こうして内戦は始まってしまった。

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2019/03/02

ボランティアの締めくくり

さっぽろ雪祭りのボランティアが終わり、小樽雪あかりの路のボランティアが終わった。
これで今年もようやく冬が終わって、また春がやって来る。

おっと。そう言えば、せっかく加入したボランティア保険だけど、結局一度も使ってないや。
ボランティア保険は年度ごとに加入する必要があるので、いまの保険は3月末で失効してしまうのだ。
そうだ。せっかくだから、胆振東部地震の被災地にボランティアをやりに行くか。震災のときには引っ越しやら出張やらで忙しくて、そんな余裕はなかったもんな。でも、震災ボランティアってまだ活動しているのか?

調べたところ、東胆振の厚真町、安平町、むかわ町ではボランティアセンターがあるけど、今はだいぶ落ち着いていて、不定期にしか活動していないようだ。
今週末に活動の予定があるのは厚真町だけだったので、厚真町に行ってみよう。

札幌から厚真町までは一般道路でも2時間弱。最初はテント泊か車中泊して、1泊2日で行くつもりだったけれど、この時期はキャンプ場が営業していないし、公園の公衆トイレなども使用中止になっていることが多い。贅沢は言わないけれど、せめてトイレは確保しておきたいな-、というわけで、大人しく日帰りで行くことにした。

途中の道で壊れた道路や倒壊した家屋もちらほら見かけたが、東日本大震災の震災地に比べると、規模は小さい。すべてのものを根こそぎ奪っていく津波の怖さを改めて思い知らされる。
丘陵地が雪で白く覆われているのは、地滑りの跡だろうか。雪が溶けたら、また違った景色を見せるのかもしれない。

今日の作業は倒壊の恐れがある小屋の廃材の運び出しだった。太い木材は再利用するし、そうでもないものは薪に使うらしい。このあたりだと薪ストーブを使っている家も多いのだろう。
小屋に使われている梁は太く立派なもので、地元の人は「こりゃあ、開拓時代の代物だな。今じゃあこんな梁はなかなか手に入らないだろう」と言っていた。でも、この小屋は重機で壊してしまうから、この梁も失われてしまうのだろう。勿体ない話である。
木材を運んだ家には、動物がたくさん飼われていた。犬一匹、猫九匹、ニワトリ10羽、ヤギ1頭。ザ・田舎暮らしという感じ。動物園みたいで賑やかそうだ。

ボランティアセンターのスタッフの方は、春になったら壊れてしまったシカ柵を作り直さなくちゃならないと言っていた。冬の間はなかなか出来なかった作業も増えてくるそうだ。
毎回というわけには行かないだろうけど、たまに訪れてボランティアをするのもいいかもしれない。

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2019/02/16

灯火は世界をつなぐ

さっぽろ雪祭りが先週に終わったので、今週末は小樽雪あかりの路に行こうと思う。
今年もボランティアのはしごだ。

雪あかりの路の会場は、市内のいくつかに分かれている。そのうち、ボランティアを募っているのは中心部にある、手宮会場と運河会場の2つだ。
これまでボランティアでは、手宮会場でしかやったことがなかったが、初めて運河会場をすることになった。運河会場は通路が狭いし、観光客も多い。なんだか大変そう。

20190216_001ロウソクを点火するまでの、明るいうちは会場の整備を行った。
会場の圧雪された雪道に、微妙に傾斜しているところがあり、毎年滑って転ぶ人がいるという。なるほど、夜になれば足元が見えにくくなるし、大勢の人が歩くからすぐに踏み固められて、つるつるになってしまうのだろう。
うーん。でも、これはちょっとやそっと削っただけでは、焼け石に水では・・?

20190216_003そこで、思い切って傾斜部をスコップで大きく削り、階段状にするようにした。これなら斜めになっているよりは踏ん張りがきくし、影が出来るから高低差があることに気付きやすいだろう。実際に道を歩いてみたが、登ったり下ったりした感覚がはっきりあったほうが、自然と足元に注意が向くようだ。
しかし、そのぶんだけ作業量は何倍にもなった。スコップでせっせと削り、道をならす。完全に力作業だ。1時間もあると汗だくになった。雪あかりの路では、そんなに力仕事をすることがなかったので、新鮮。

20190216_005今年も多くのボランティアが働いていたが、その多くは外国人、韓国人と中国人だ。
いまや韓国との関係は史上最悪と言われるほど悪く、中国との関係も良いとは言えない。だから、ボランティアにも何かしらの影響があるかもしれないと危惧していたのだけど、どうやら杞憂だったみたいだ。
マスコミが大げさに伝えている面もあるだろうし、日本の若者がそうであるように、韓国や中国の若者も政治や外交にはあまり興味がないと言う面もあるだろう。
どちらにしても、各国の若者達が協力して1つのものを作り上げたという経験は、スノーキャンドルが溶けてしまった後でも、多くのものを残してくれるだろう。未来を作るのは、過去やメンツにしか興味のない老害達ではなく、若者達なのだから。

20190216_006夕方になってロウソクの点火が始まった。観光客の量が一気に増えて、賑やかになる。
今夜は雪も降っていないし、風も穏やかだ。雪あかりを観るには最高の夜だ。
ロウソクがほとんど消えないので、俺たちボランティアの出番はなく、手持ち無沙汰だった。巡回をしていてもあまり仕事がないので、観光客に混ざって写真を撮っていた。
労働の後のほんのささやかなご褒美だな。

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2019/02/08

凍れる街の氷祭り

週末、北海道に大寒波がやって来た。
札幌の最高気温はなんと-11℃。最高気温がマイナス二桁なのは実に40年ぶりだという。
新しいマンションならたぶん大丈夫だと思うけど、「観測史上最強」とかTVで脅されると、ちょっと不安になってきたので、念のために水抜きをしておいた。

20190208_001ステラプレイスの中を通って駅前に出ようとすると、階段の近くに多くの人がたむろしていて、一心不乱にスマホを叩いている。
一体何だ?ちらっと覗いた感じでは、何かのゲームらしい。おそらく、この周辺にイベント(モンスター?)の出現ポイントがあるのだろう。
それにしても異様な光景だ。駅の外はイルミネーションが輝き、札幌最大のお祭りで賑わっているというのに、スマホの画面とにらめっこしているだけとは。勿体ないことこの上ない。

20190208_002雪祭り見物は一日お休みしていたので、今日は残ったすすきの会場に行こう。
5分も外にいると、顔の皮が凍り付きそうなぐらい寒い。でも、この寒さは雪祭りにとっては恩恵だ。
すすきの会場の氷像も、例年だったら確実に溶けてなくなってしまいそうな、細かい部分もほとんど美しい姿を残したままだった。

20190208_003家に帰ってみると、部屋の温度はそれほど下がっていない。やはり今時のマンションなら、そんなに心配する必要はなかったかも。
まあ、これも、水抜きの訓練のいい機会だったと思うことにしよう。

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2019/02/06

雪がともにあらんことを

さっぽろ雪祭り3日目。
今日は大通会場の残りの10丁目から12丁目を回ろう。

20190206_00110丁目は、我らが雪祭りボランティアが作った大雪像、スター・ウォーズだ。
他の大雪像から比べても一段と大きい雪像で、圧倒的な迫力がある。世界中で人気のある題材なので、外国人観光客も大喜びで写真を撮っていた。
自分たちが作った雪像だと思うと、感慨もひとしお。
・・・あれ?俺が作ったのって、どのあたりだったっけ?確かC3-POとR2-D2の間の壁だったか?他にも側面の壁貼りもやったな。あまりにも地味すぎて笑えてくる。
まあ、目立たないところでも手を抜かないのが、雪職人としての誇りというものだ。

20190206_00211丁目は毎年密かに楽しみにしている、国際雪像コンクールの会場だ。
今年はどの国も一段と細工が細かいような気がする。そうか、例年よりも寒い日が続いているので、繊細な細工でも耐えられるからか。例年だと途中で暖気が入って、溶けたり崩れたりすることが多いけど、今年は文字通り世界最高水準の雪像が見られそうだ。

20190206_00311丁目は雪ミクの雪像もある。雪ミクは今年10周年だそうだ。
毎年この時期になると、札幌の至る所で雪ミクを見かけるし、すっかりお馴染みになったなぁ。

12丁目は市民雪像の会場だ。
残念ながら、毎日降り続く雪ですっかり覆われてしまって、形が見えなくなっているものもあった。
今年は予想通り、チコちゃんの雪像が多かった。叱られてもいいから、ぼーっと生きたいよ。

明日は雪祭り見物をお休みして、金曜日にすすきの会場を見ようかな。


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