2017/04/16

鷲と白鳥の湖

先週の野幌がいまひとつだったので、今週はどこに行こうと考えあぐねたあげく、車を走らせて、ウトナイ湖へ。
こちらも微妙な時期で、白鳥たちや雁たちはほとんどが渡りを終えてしまっていて、残っているのはほんの少しだけ。
春の野草はまだほとんど咲いていない。

20170416_001遊歩道を散策していたら、どこにいたのか、一斉に鴨たちが飛び立つのが見えた。
ん?飛び方が妙だ。左右にバラバラに分かれてしまっているし、統率が全然取れていない。
空に目を凝らすとその理由がわかった。オジロワシだ。大きな翼を広げて悠々と飛んでいる。獲物を探しているらしい。まるで動物番組のような展開に、わくわくしながら双眼鏡を覗き込んだ。オジロワシはしばらく粘っていたが、やがて遠くに飛び去っていった。

20170416_002遊歩道の帰り道、湖岸の草むらの影にコブハクチョウが休んでいるのを見つけた。最後の最後で近くで見られたのはラッキーだった。
この白鳥たちも間もなく北へ旅経つのだろう。

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2017/04/09

雪解け散歩

今日みたいな天気は良いけど、風が強い日には、森の散歩が一番だ。
そんなわけで野幌森林公園に向かった。

20170409_001街中ではほとんど雪は溶けてしまっているけれど、ここではまだ結構残っている。
それでも雪解けが進んだ結果、遊歩道はぬかるんでいるところが多い。それだけならまだしも、遊歩道は他よりも低いので水が集まってしまい、ちょっとした小川や池になってしまっていた。場所によっては10cm以上深さがあるところもあり、迂回しなければならなかった。これじゃあ、トレッキングシューズよりも長靴の方が良かったな。

20170409_002もう春の花々が咲き始めているかなと思っていたんだけど、見かけたのは福寿草ぐらいだった。ちょっと早すぎたか。
水芭蕉か座禅草らしい芽もあったが、花が咲くのはまだまだ先の話だろう。次に来る頃にはもっといろんな花が出迎えてくれそうだ。

20170409_003公園内は植物の採取が禁止されているので、駐車場の外れでフキノトウをいくつか採った。持ち帰って天ぷらにして、春の恵みを味わうとしよう。

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2017/04/02

動物園で「原作」を観る

20170402_004巷で流行っていたアニメ、「けものフレンズ」の放送が終了した。
毎週欠かさず「ダーウィンが来た」を観ている動物オタクの俺としては、どうしても観たかったアニメだけど、札幌では放送していなかったので、結局、観られずじまい。
辛うじてニコニコ動画で第一話だけは観たけれど、一話だけではおもしろさが伝わってこない。うーん、悔しい。

そもそも、なぜメインキャラがサーバルキャットなのか。よほどの動物好きじゃなくちゃ知らないぞ。日本中の動物園でもサーバルキャットを飼育しているところはそんなにないんじゃないか?

20170402_001ん?・・・あれれ?
円山動物園にいるじゃん。まさに灯台もと暗し。
でも今ひとつ記憶にないんだけど・・・。
ここしばらくは行ってなかったし、行ってもオオカミとかホッキョクグマとかしかみてなかったからな~。第一、ネコ科の動物のほとんどは夜行性なので、昼間は寝ていることが多いんだよ。

まあ、ともかく。
「けものフレンズ」の公式も「原作はゲームでもアニメでもなくて、動物です。」と言っていることだし、たまにはゆっくり動物を観るのも悪くない。

20170402_002そんなわけで動物園に出かけた。
でも、、、やっぱり寝てた(笑)。
円山動物園にはサーバルキャットは二頭いる。
雄のポッキーはなんと推定24歳で、国内最高齢。毛繕いが自分では満足に出来なくなっているので毛並みがボロボロだし、ときどきよろよろとふらつく。大丈夫か、おじいちゃん。
メスのエンは1歳。こちらは若々しいが、一般公開の初日に二階から足を踏み外して転落し両足を骨折するという、ネコ科とは思えないドジっぷり。大丈夫か、お嬢ちゃん。

20170402_003ポッキーはときどき思い出したように起きて、5秒ぐらい頑張って、また寝てしまう、というのを繰り返している。エンはまったく顔を上げようともしない。そのくせ耳は時々ぴくぴく動いている。もしや寝たふり?もっと頑張れ、若者!
いつもこんな調子だったら、俺の記憶が薄いのも納得かな。

同じネコ科でも、アムールトラやユキヒョウはまだ元気に動き回っていたので、やっぱり「さばんなちほー」のフレンズには北海道はちょっと寒すぎるのかもしれない。

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2017/03/11

東北の復興を見届ける旅【予告編】

20170311_001今年もまた東日本大震災の日がやって来た。
ちょうどアマゾンで注文していた、数冊の本が届いていた。
すべて三陸地方の旅行ガイドだ。

ここ2年間のGWは四国・九州へ出かけていたが、都道府県の完全制覇も完了したことだし、また東北に足を伸ばそうと思う。
今回の旅の目的は、ズバリ「復興を見届ける」ことだ。
震災から6年が経ち、瓦礫の撤去や高台の造成は終わり、新しい住居や施設を作り始める段階になっている。いわばマイナスからゼロへの作業が、ゼロからプラスへの作業に変わり始めている。その経過を見届けたい。だから、観光ポイントは、震災でダメージを受けて再建を果たしたところを中心になるだろう。

今回は岩手だけに絞り、宮城・福島については来年以降で訪れるつもり。
岩手全域を扱った旅行ガイドだと、盛岡や平泉が中心で、三陸については数ページしか割かれていない本がほとんどだ。だから、三陸中心の旅行ガイドをネット通販することにした。

現地でまた震災ボランティアをするかどうかは、今のところ未定だ。震災ボランティアも今ではかなり落ち着いてきて、活動を終了したところや不定期になったところも多いからだ。やるとすればおそらく陸前高田あたりになるだろう。
陸前高田を訪れるのは今回で3回目になる。街がどう変わっているか、楽しみだ。

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2017/03/04

春に追われて雪山に登る

3月になって、少しずつ暖かくなってきた。
平地の雪はだいぶ湿っぽくなってきたので、少しでも良い雪質を求めて、今週は定山渓の山を登ることにした。

20170304_001夕日岳は登山道がつづら折りになっていて、傾斜が比較的緩やかだ。だから、スノーシューでも問題なく登れるだろうと、高をくくっていたのだけど、考えが全然甘かった。
登山道は完全に雪で埋まってしまっており、もはやどこがそうだったのか、さっぱりわからない。普通は樹木に赤やピンク色のリボンなどで、登山道を示す印が付けられているのだけど、それすら見当たらない。ひょっとしたら、リボンごと雪に埋まってしまったのかもしれない。

こんなときは文明の利器に頼るしかない。タブレットPCのGPSと連動した地図で、現在地を確認しながら進む。これなら登山道を正確にたどることも出来るはずだ。
そうやって、しばらくの間は登山道の跡に忠実に従って進んだ。しかし、だんだんその無意味さに気がつき始めた。
元の地形はどうであれ、いまはすべて雪原になってしまっているのだから、どこを進んでも大差はない。下手に登山道にこだわっても、それが歩きやすい道とは限らない。傾斜がきつければ、スノーシューといえどもジグザグに登らざるを得ないのだ。

20170304_002登山口から2時間半も歩いたが、山頂までまだ半分にも達していなかった。
これ以上時間をかけても、登頂は難しそうなので、きりが良いところで引き返すことにした。
風をしのげる斜面に隠れるようにして、場所を確保して昼食をとる。食後にコーヒーを飲んで十分休憩したら、さあ出発!・・・と思ったら。

ゴロン。
斜面に置いたリュックが転がった。
あっと声を上げる暇もなかった。
ゴロン、ゴロン、ゴロゴロゴロ・・・・・
遮るものが何もない雪の斜面をリュックは勢いよく転がっていき・・・やがて見えなくなった。
えええーーっ、ちょっと待ったぁーーーっ!!!

慌ててスノーシューを装着して後を追う。幸いリュックは100mぐらい下った先で停まっていた。
しかし運が悪いことに、転がったのは来た道とは逆方向。ずいぶん下ってしまったので、いまから元の道まで登るのは大変だ。
ええい、なるようになれ。このまま麓まで下りてやる。

20170304_003急斜面を半ば滑り落ちるようにして、なんとか下山した。
雪原の向こうに大きな建物が見えた。
ありゃ何だ?マンションか何かだろうか?
やけに大きな庭があり、木の塀で囲われている。
近づいてみると、子供のはしゃぐ声が聞こえてきた。ん?何か水の音も。

・・・・あ。
わかった。これは温泉だ。
つまりあれは露天風呂・・・?

回れ右。
そのまま振り返らずに、一目散に建物から離れた。
やべぇ。すんでの所で覗き魔として通報されるところだったぜ。
やはり登山道から外れるのは危険のようだ。


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2017/02/26

森のクマさん

先週は歩くスキーをしたので、今週は藻岩山を登ることにした。

20170226_001藻岩山は真冬でも誰かしら登っている人がいるので、登山道は踏み固められている。だから、スノーシューではなく、スノーブーツに軽アイゼンを付けて登るのがいい。
天気はちょっと荒れ模様で、時々吹雪いていた。ここんとこは毎日雪が降っている。2月になってちょっと暖かくなったと油断したら、3月でどーんと大雪が降ることがあるので、今年もそのパターンだろうか。

20170226_002登りの途中、コツコツと音がしたので、辺りを探したら、黒い影。しかもでかい。
むむむ、これはもしかして・・・
クマゲラだぁ!!!
距離は5mちょい。いままでじっくりと見たことがなかったので、こんな近くでお目にかかれるとは運が良い。
クマゲラは一心不乱に樹をつついていて、こちらには全く無頓着だ。
もともとキツツキの仲間はどれも警戒心が薄く、人間が近づいても逃げないことが多いのだけど、天然記念物で絶滅危惧種のクマゲラまでがそうなのか。
飛び去るまでの10分ぐらいの間、双眼鏡でじっくりと観察できた。大満足。

20170226_003最近は、トレイルランニング、すなわち、走って上り下りする人がずいぶん増えたような気がする。
どんだけ体力が有り余っているんだよ、と思う反面、この雄大な自然をゆっくり見る余裕もないのは、もったいないとも思う。あまり騒がしくすると動物たちだって警戒して出てこないだろうし。

13時頃にようやく登頂。いつもだと昼食はカップラーメンなんだけど、今日は気分を変えてレトルトカレーにしてみた。
しかし、問題はご飯のほう。お湯に入れて暖めるタイプのものを選んだのだけど、容器が思いの外大きくて、鍋に入らない。なんとか半分だけ突っ込んでみたけど、案の定、部分的にしか温まらず、ガチガチの食感。うーん、ちょっと失敗だった。おにぎりとかの方が良かったかも。

雪と風が激しくなってきたので、休憩も早々にして下山した。
このぶんなら、まだしばらくは楽しめそうだ。

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