2017/07/09

海のハリネズミ

20170709_001気がつけばもう7月。
ここのところ、山にばかり行っていたけど、そろそろ暑くなってきたので、海にも行かなくては。
去年は秋から冬にかけてずっと風邪気味だったので、ダイビングをするのはほぼ一年ぶりだ。

20170709_003水温は17℃ほどしかなくまだ冷たいが、海の色は見事な積丹ブルー。ようやく夏が来たなーと実感する。
50cm以上はありそうな、立派なアイナメ(アブラコ)を見つけてのんびり観察していたら、突然、脚に痛みが!
海底の岩に膝をついたときに、うっかりウニを踏んづけてしまったらしい。
ドライスーツの膝の部分は補強されて厚くなっているのに、こんな簡単に貫通してしまうなんて。ムラサキウニ、恐るべし。スーツに穴が開いてしまったので、そこから水が浸みこんでくるし、最悪。帰ったら、補修しないとな。

20170709_005久々の海で嬉しくなったので、いつもなら一本潜って終わりのところを、頑張って二本目も潜ることにした。
ヒメイカが砂地をちょこまかと動き回るのが面白い。小指の先ほどの大きさしかないのに、盛んに墨を吐く。一体どこに蓄えられているんだか。
じゅんぶんダイビングを楽しんだのだけど、帰りの道はやはり大渋滞だった。
早く余市まで高速道路が開通しないかな。そうすれば少しは楽になるのに。

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2017/07/07

一年の折り返し

20170707_001
今年もあっという間に半分が過ぎた。
ここで一度振り返ってみよう。

まずは今年も目標であるダイエットだが、最初の2,3kgは順調に痩せたものの、最近は停滞気味。
この先どうやって減らせば良いのだろう?
体重が維持できているってことは、摂取カロリーと消費カロリーがちょうど釣り合っているということ。だったら、運動すればした分だけ減っていくはずなんだが、そんな単純なものでもない?
仕事が少しずつ忙しくなってきたから、生活が不規則にならないように注意しないと。

旅行は春からずっと天候が悪かったせいもあって、GWの東北旅行を除いては、あまり出かけられていない。
山はもう3回登ったので、そろそろ海にも行きたいな。

後は、お盆休みか年末に海外旅行に行きたいけど、果たして休みが取れるかなぁ。

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2017/07/02

アポイ岳(810.5m)登山 (後編)

アポイ岳周辺は、その特殊な地形からジオパークに指定されている。
訪れる登山客も多いので、登山道も非常に良く整備されている。

20170702_010頂上で昼食を取ってから、下山することにした。
ところが、霧の中をさまよって、身体を冷やしたせいだろうか、おなかが痛くなってきた。
これは、まずい。
環境保全に力を入れているアポイ岳だから、その辺で用を足すなんて出来るはずがない。
確か、5合目の山小屋の隣に携帯トイレ専用のブースがあったっけ。あそこまでたどり着けば・・・。
グルグル音を立て始めた腹を抱えながら、山小屋を目指した。

20170702_011何とかたどり着いて、一安心。
と思って、リュックの中身を確認したら・・、
げげっ。
この携帯トイレ、「小」専用じゃないか。
携帯トイレはいつも常備していたのだけど、なんだかんだで一度も使ったことがなかったから、うっかりしてたー。
これは、本気でまずい。腹の調子は少し落ち着いてきたものの、まだ先は長い。
下まで保つのか・・・?
とにかくじっとしているわけにはいかない。休憩もほどほどにして先を急ごう。

急いでいるからと言って、慌ててはいけない。怪我をしやすいのは、むしろ下山のときなのだから。
こんなときこそ、注意して歩かなければ、きっと障害にぶち当たる。
そう、あんな風に・・・・え?

がさがさっ。
目の前の笹藪で茶色の塊が動いた。
で、でたあああああああ。

20170702_013・・・と思ったら、エゾシカだった。
さては、登山口付近にあったフンの主かな。
びびったぁ。

それからは順調に進み、ほどなく麓に着いた。
あぁ、助かった。
あれがヒグマだったら、睨み合いを続けた上に、漏らしていたかもしれないからな。

こうして美しい自然は守られた。
めでたし、めでたし。

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アポイ岳(810.5m)登山 (前編)

先々週に引き続き、今週はアポイ岳へ。
アポイ岳は知る人ぞ知る、「花の山」だ。高山植物がただ豊かというだけじゃなく、固有種が非常に多いことで有名らしい。当然人気も高く、道外からも多くの人が訪れるという。

今回も山麓にあるキャンプ場で前泊することにした。
アポイ岳は日高山脈でも南端のほう、襟裳岬のちょい北にある。
海岸沿いに車を走らせると、そこら中に牧場があり、馬がのんびり草を食んでいる。
日高はやはり馬の王国だ。

まずはビジターセンターで予習。アポイ岳は大陸プレートのちょうど境目にあり、地中のマントルが露出した地点だという。
あれ?マントルって、ドロドロした流体なんじゃないの?と思ったら、「昔はマントルは液体だと思われていましたが、近年の調査では固体だとわかっています」と衝撃の説明が。
そ、そうだったのかー。子供の頃に学んだ科学の知識は、大幅に更新されてしまっているな。
その固体はかんらん岩と呼ばれ、アポイ岳はまるまる山一つがかんらん岩の塊で、世界的にも貴重な地形だそうだ。ほほう。

20170702_003それはともかく。
先週もヒグマの目撃情報があるじゃないか。
春から数えるともう5回目。この辺りって、意外にクマが多いのか?
大丈夫かなぁ。

翌日、早朝にキャンプ場を引き払って、登山口へ。
登り初めてすぐ、新しいフンの跡を発見。
20170702_005ひょっとしてすぐ近くにヒグマが?
いやいや。
地面の残る足跡を見てわかった。これはエゾシカだ。
近年、鹿が高山植物を食い荒らす被害が増えているというのは本当らしい。

20170702_007最初は灌木や笹藪ばかりで、花はほとんど見当たらなかったが、5合目の山小屋を越えた辺りから登山道の雰囲気が変わり、ちらほら花が見られ始めた。
ところが、稜線にたどり着く頃には、麓から霧が押し寄せてきて、あっという間に見通しがきかなくなってしまった。
でも、実はこれこそがアポイ岳の命。年中、霧に包まれて涼しいので、低山にも関わらず高山植物が豊富なのだ。この山は眺望より花を楽しむのが良さそうだ。
山頂までのコースタイムは2時間半なのに、写真を撮るのにたびたび立ち止まるので、一向に先に進まず、結局3時間半もかかってしまった。

20170702_009霧はますます濃くなり、小さな祠のある山頂は、ちょっと不気味な感じだった。
肌寒くなってきたし、上着を持ってくるんだったな。
風邪を引く前に下山するとしよう。

つづく。


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2017/06/18

ホロホロ山(1,322.4m)登山

ここしばらくは週末になるたびに天気が悪くなっていたので、久しぶりのお出かけ日和。
ホロホロ山を目指して、白老へ。札幌から高速道路を使えば、たったの1時間だ。
隣の徳舜瞥山は一昨年に登ったし、徳舜瞥山から縦断することも出来るけれど、今回は反対側の登山口から登ることにする。

20170618_001早朝からアタックするため、ポロト湖のそばのキャンプ場で前泊する。
夕食は例によって一人焼き肉だ。せっかく白老に来ているのだから、やっぱり白老和牛だよね。さっそく精肉店で買い込むぞ。
えーっと、肩ロースは100gで1,500円、モモは100gで1,000円か。
・・・・わお。さすがはブランド牛。普段口にしてる肉とは桁が違う。目玉が飛び出そうな値段だが、思い切って100gずつ購入。なあにキャンプ場は一泊400円だし、宿泊代を食費に換えたと考えれば良いさ。(と思い込むことで心の平静を取り戻した)
白老牛を一口一口味わいつつ、ひっそりと宴は進む。

夜は22時に寝て、朝4時半に起きた。さあ、山へ向かうぞ。
道道から登山口へつながる林道に入ったが、この道がとてつもなく悪路だった。未舗装と言うだけでなく凸凹だらけ。所々に大きな石が転がっていたりするので、大して車高の高くない俺の車だと、ガッコンガッコン底に当たって、車が壊れちまうんじゃないかと心配になるぐらい。ランドクルーザーとかじゃないと、この道はきついよなぁ。

なんとか登山口にたどり着き、登山開始。
登山道はとても丁寧に整備されていた。邪魔な枝や樹木はちゃんと伐採されているし、迷いそうなところにはペンキで矢印が書かれている。樹木や地形の説明が書かれたプレートはなんと御影石で作られていた。並々ならぬ情熱が感じられた。

20170618_0027合目にある展望台では桜が咲いていた。ほとんどは葉桜に変わっているが、まだ散らずに残っている花もある。後で調べてみたら、高嶺桜という野生種で、もっとも開花が遅い品種だという。他の登山者にも「桜は咲いてましたか?」と訊かれたので、どうやらこの桜目当てで登っている人もいるみたいだ。
おそらく今年最後の桜になるだろう。鼻を近づけてかすかな桜の香りを楽しんだ。

20170618_003登山口から3時間かけて山頂へ。コースタイムは2時間ほどだから、ずいぶんのんびりペースだ。
気持ちいいぐらいの快晴で眺めは最高。隣の徳舜瞥山はもちろん、支笏湖の周りの恵庭岳、樽前山、風不死岳や羊蹄山もはっきり見渡せた。
山頂は意外に賑わっていたが、ほとんどは徳舜瞥山からの縦断だったみたいだ。せっかく立派な登山道があるのに勿体ない。

20170618_004ゆっくり下山した後、虎杖浜のアヨロ温泉へ。源泉かけ流しなのは嬉しいが、改装して小綺麗になってしまったので、昔の趣が失われてしまったのはちょっと残念。
そろそろ海にも行きたいが、まだまだ山も登りたい。どうか来週末も晴れますように。


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2017/05/23

時効がなくなるからくり

ニュースで気になる記事があったので、ちょっと調べてみた。

渋谷・警官殺害 指名手配の「中核派」大坂容疑者逮捕か
(毎日新聞)

捜査関係者によると、大坂容疑者は71年11月、沖縄返還協定の批准阻止を訴える中核派系全学連活動家らとともに東京都渋谷区で機動隊を襲撃。(中略)この事件では共謀した6人が逮捕されたが、うち1人の公判が病気を理由に81年に停止され、2010年の刑事訴訟法改正で殺人の時効が撤廃されたため、時効は成立していない。

これを読んで「はて?なんで時効にならないの?」と思った。

法改正される前の時効は、一番長い「死刑に当たる罪」でも25年。
この場合の時効は、公訴時効と言い、犯罪が終わった時から一定期間を過ぎると公訴が提起できなくなること。(ウィキペディアより)

また、法改正では「この法律の施行の際既にその公訴の時効が完成している罪については、適用しない。」とされている。時間を遡って刑罰が適応されることは、通常あり得ない。(太平洋戦争の東京裁判を除く)

つまり、時系列では以下のようになる。

1971年 事件発生
1996年 時効成立
2010年 法改正

時効が成立しているじゃん!
と思ってしまった。
ところが、ここにからくりがある。

「共謀した6人が逮捕されたが、うち1人の公判が病気を理由に81年に停止され・・」
記事ではさらっと書かれているこの一文。実はこれが肝なのだ。

公訴時効は「公訴の提起によつてその進行を停止し、管轄違又は公訴棄却の裁判が確定した時からその進行を始める。 」とある。つまり公訴中は時効が「一時停止」されているわけだ。
この共犯者の場合、病気療養中のため、時効がずっと停まったままになっていた。

そのうちに2010年の法改正になり、殺人の時効が撤廃された。
この時点では時効がまだ成立していなかったので、新法が適応され、時効が消滅した。
さらに刑事訴訟法・第254条2項では「共犯の一人に対してなされた時効停止の効果は他の共犯にも及ぶ」としている。

このため、共犯者に引きずられる形で、今回の容疑者も時効でなくなったというわけだ。
ああ、わかりにくい。

ただ、個人的には腑に落ちない点もある。
「共犯者であるかどうか」は裁判で刑が確定しない限りは断定できないはず。
それなのに、共犯であることを前提にして、時効を無効にするのは、果たして合法なのだろうか?
こうなると、法律の専門家じゃないとわからない領域だわな。

活動家の暴力行為を擁護するつもりはない。
でも、ネットで散見される過激な意見を眺めていると、感情にまかせて法を軽視するのは危険な兆候だぞ、と言いたくなる。

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